海外の格闘技サイトFive Ounces of Pains にヒョードル選手のインタビューが掲載されていました。

拳の怪我によりアフリクションの第二回大会への欠場がほぼ確定しているヒョードル選手ですが、大晦日には必ず復帰すると語っています。大晦日の復帰戦は日本で行うようです。また、ジョシュ選手VSアルロフスキー選手に関しては、その勝者と試合をするのでも、敗者と試合をするのでも構わないと言っているようです。

そして、インタビューの中でミルコ選手との再戦について尋ねられていましたが、それは大晦日では組まれないだろうと語っています。さらには、大晦日の対戦相手は日本のファンを意識して、おそらく伝説的柔道家か相撲取りになりそうだとのコメントもありました。

記事は、“ヒョードル選手は本物の対戦相手とやる前に日本で見世物的な試合を行うようです。どんな巨体や伝説の柔道家が出てこようと、薙ぎ倒して日本人の欲求を満たし、アフリクションで本当のヘビー級の試合を見せて欲しい”と締め括られています。

さらに、このFive Onces Of Painの記事に対するコメントに、“日本人は、このような見世物的な試合を好む。”という書き込みが数件見られます。

大晦日となると日本で行われた昨年度のホンマン戦や、2005年度のズール戦が印象に強いのでしょうか。

いずれにせよ、アメリカの格闘技メディアの記者や格闘技ファンの一部に、日本の格闘技ファン=見世物的な試合が好きだと思われているのは腑に落ちません。

我々もヒョードル選手の試合に限らず、MMA素人VS王者のような見世物的な試合よりも、もちろんTOP選手同士の試合を好んで観たいということを、声を大にして言いたいところです。