開幕間近となったUFC87ですが、UFC87はBJペン選手にとっても結果が気になる大会となりそうです。

BJペン選手は現在在籍しているライト級と、1階級上のウェルター級の両階級を主戦場としていくことを示唆しています。

もちろんライト級で試合をする場合においても、ウェルター級で試合をする場合においても、BJペン選手には同階級のTOP選手との試合が組まれることになります。

もう既に予定されているようですが、12月に行われるUFC大会で、BJペン選手とジョルジュ・サンピエール(GSP)選手の試合が組まれる話があります。UFC87でGSP選手が勝利すればの話ですが、そういった意味でUFC87のGSP選手の試合はBJペン選手も気になるところだと思います。

UFC87でGSP選手と対戦する、ジョン・フィッチ選手は元々ミドル級で試合をしていた選手です。戦績も16勝2敗、UFCでの戦績に限っては8戦全勝と、非常に勢いのあるファイターです。しかし、GSP選手は穴の無いところが強みの選手でもあるので、やはりウェルター級絶対王者GSP選手の有利は動かないと感じています。

また、12月の試合の前にBJペン選手はライト級の試合を1試合組まれるという話があります。その対戦相手として濃厚なのが、UFC87で行われるロジャー・フエルタ選手VSケニー・フロリアン選手との一戦です。

フエルタ選手はGSP選手の練習仲間でもあり、戦績も20勝1敗という非常に実力のある選手です。フロリアン選手も強い選手なのですが、実績からするとフエルタ選手が有利でしょうか。フエルタ選手が勝利した場合、BJペン選手にとっては非常に厄介な相手となりそうです。

BJペン選手を取り巻く、このライト級とウェルター級の試合に注目が集まっていますが、話題性という意味ではブロック・レスナー選手VSヒース・ヒーリング選手も引けを取らない試合でしょう。

早期決着ならばレスナー選手、長引けばヒーリング選手といったところでしょうか。

個人的にはPRIDE時代からのキャリアがあり、ノゲイラ選手らとしのぎを削ってきたヒーリング選手に意地を見せてもらいたいと思っています。