ヒョードルVSクートゥア年内実現の可能性や、ヒョードル弟DREAM参戦の可能性。

海外の格闘技サイトFIGHT LINE.COM に、M-1グローバル代表のワジム・フィンケルシュタイン氏のインタビューが掲載されていました。

アフリクションにおけるヒョードル選手VSシルビア選手の結果、ヒョードル選手VSクートゥア選手実現の可能性、そしてヒョードル選手の弟アレキサンダーの今後について言及していました。

ヒョードル選手VSシルビア選手に関しては、あのような結果になるとはワジム氏も予想していなかったようです。3分～5分の試合になると予想していたようです。ヒョードル選手がシルビア選手の2倍のスピードで動き、36秒で勝負を決めた事で、改めてヒョードル選手の強さをアメリカのファンに証明することが出来たと言っています。

また、ヒョードル選手VSクートゥア選手の実現に関しては、すべてUFC次第だと語っています。クートゥア選手は対戦を受けることを承諾しているので、UFCが我々との交渉に臨んでくれさえすれば、今年中に実現しうることだと発言しています。実現するとすればUFCと我々との共同開催トーナメント内になるのではないかとも言っています。とにかく我々も選手達も準備は出来ているので、後はUFC次第だと語っています。

最後にヒョードル選手の弟、エメーリヤエンコ・アレキサンダー選手に関してコメントしていました。アレクサンダー選手がアフリクションを欠場したのは、おそらくメディカルチェックが行われる期日の7月13日までにアメリカ入りできなかったことが原因だと言っています。7月15日にアメリカ入りして、メディカルチェックを受けていたものの、期日を過ぎていたので、カリフォルニアのコミッションがアレキサンダー選手の参戦を許可しなかったんだと思うとの見解を示しています。また、アレキサンダー選手の次戦に関しては、韓国で開催されるM-1チャレンジにおけるスーパーファイト、もしくは直近のDREAMでの試合が濃厚だと発言しています。

個人的には、ヒョードル選手とクートゥア選手の対戦が年内に行われるのは現実問題難しいと思っています。UFCがそう易々とクートゥア選手を手放すとは思えないので、交渉は難航すると思います。そうなると、実現するとすればやはりUFC絡みにならざるを得ないようです。万が一、ワジム氏が言うように年内に実現するとすれば、今年の大晦日に日本でヒョードル選手を見る機会が無くなる事になります。ワジム氏は以前、別のインタビューで大晦日にはヒョードルは日本で試合を行うと発言していましたが、やはりクートゥア戦＞日本での試合ということでしょう。

また、アレキサンダー選手には是非DREAMへ参戦して欲しいです。以前、DREAM４でマーク･ハント選手との対戦の噂もあっただけに、可能性は高いはずです。アフリクションで試合もしていないので、DREAM６への参戦が期待出来ると思います。