UFCライトヘビー級戦線

先日、FIGHT LINE.COM に掲載されていた記事によると、UFC８９でキース・ジャーディーン選手とブランドン・ベラ選手の試合が組まれることが濃厚なようです。

ジャーディーン選手といえば、現UFCライトヘビー級王者のグリフィン選手が直近の黒星を喫した選手です。その後、僅差の判定にてリデル選手に勝利していますが、ヴァンダレイ・シウバ選手に壮絶なKO負けをしたのも記憶に新しい選手です。

一方で、ブランドン・ベラ選手はUFCのヘビー級を主戦場としていて、フランク・ミア選手などの強豪にも勝利をしたことのある選手ですが、ライトヘビー級に転向するということでしょうか。

マーク・コールマン選手もライトヘビー級に転向を示唆しているので、現在の実力はさておき、知名度という点では非常に充実した名前がUFCライトヘビー級戦線を連ねていることになります。

知名度や人気度を抜きにした場合も、実力を見ても拮抗した選手が集まっているので下記選手達の絡みは非常に興味深いものがあります。

・グリフィン選手
・ランペイジ選手
・リョート選手
・リデル選手
・ショーグン選手
・シウバ選手
・ジャーディーン選手
・ソクジュ選手
・ベラ選手

ランペイジ選手は警察沙汰でいつ復帰になりませんが、他にエヴァンス選手やチアゴ選手もいるので、しばらく主催者側もマッチメークには困らなそうです。

そのファイトスタイルから、アメリカのファンに受け入れられにくい無敗のリョート選手を王者にすることを、UFCが避けているという話もあります。個人的にはリョート選手が王者になり、誰がリョート選手に初の黒星を付けるのかといったテーマが発生するのも面白いと思っています。