海外格闘技サイト、TATAMEにリョート選手のインタビューが掲載されていました。
http://www.tatame.com/2008/07/08/Lyoto-In-my-opi

インタビューの中で、先日のUFC86にて行われたライトヘビー級タイトルマッチ、クイントン“ランペイジ”ジャクソン選手VSフォレスト・グリフィン選手の結果について語られていました。

インタビューによるとリョート選手は、「あの試合はクイントンが勝っていたと思う。だけどUFCはグリフィンに勝利を与えてしまった。おそらくUFCはリデルに再びベルトを巻かせるために、グリフィンとリデルを対戦させると思う。リデルは前王者であるのと、マーケット的に影響力が大きいので、UFCはリデルにベルトを巻いて欲しいのだと思う。」と語っています。

この発言からするとリョート選手は、リデル選手はジャクソン選手には勝てないけれどもグリフィン選手には勝てると分析していることが伺えます。
リョート

また、リョート選手はアンデウソン選手のライトヘビー級参戦についても語っています。
「彼はどの階級でもうまくやっていけると思う。だけど、私は彼と非常に親密な仲で、多くのことを教わった大先輩なので、絶対に彼とは戦いたくない。」と語っています。

一方のアンデウソン選手も、他のインタビューで「UFCからオファーがあり、対応出来ると思ったらそのオファーを受けたけど、1試合終えたらライトヘビー級に止まるつもりはない。ミドル級で試合をしていくよ。リョートとは絶対に戦いたくないし、ライトヘビー級の王者にはリョートがなるよ。」と語っています。


アンデウソン


リョート選手ですが、UFCで10月に試合をすることが決定しています。

UFC側もアメリカ人受けしないファイトスタイルで無敗の快進撃を続けているリョート選手が王者に就いてしまうのを恐れているのでしょうか。リョート選手の王者への道のりは、やや遠回りになりそうです。