7月7日、日本武道館で行われたK-1 MAX 2008。
中でも佐藤選手のKO勝ちは、多くの人に感動を与えたようですね。ブアカーオ選手との3度目の対戦にして、気持ちで掴んだ勝利だと思います。これで念願の魔裟斗戦へ辿りつけました。
佐藤選手は決して賢い戦い方、自分の長所を活かしきった戦い方は出来ていなかったと思います。というよりも敢えてしなかったのでしょうか。膝蹴りやロークックは有効でしたが、接近戦でのパンチの打ち合いはリーチの長い佐藤選手にとっては、回転力でブアカーオ選手に劣る分不利な面もあります。パンチで攻めるにしても、リーチを活かしもっと距離を取った戦い方も出来たのでしょうが、勝つことよりも倒すことに拘った結果だと思います。ブアカーオ選手はボディーへの膝蹴りが効いたのか、根気が果てたのか、ガードをしていないところでテンプルにパンチを貰ってしまいました。気の緩んだ瞬間に入ったパンチだったので、立ち上がることが出来なかったのでしょう。最後は想いの強さで勝利をものにした佐藤選手ですが、その打たれ強さにも目を見張るものがありました。あまり打たれ強そうなタイプには見えないのですが、顎にかなりパンチを受けていたのにも関わらず、怯みませんでした。これも絶対に勝ちたいという想いが成せることでしょうか。
城戸選手は、キシェンコ選手に負けてしまいました。1R目は良いペースだったのですが、2R目にキシェンコ選手のラッシュを受けた際に、足を止めて亀になってしまった時にかなりダメージを受けてしまったように感じました。城戸選手は足技や膝蹴りは巧いのですが、今後K-1MAXで上に行くためにはパンチの技術を磨く必要があります。今のK-1MAXの強豪選手を見ても、ほとんどがパンチを使える選手です。ブアカーオ選手も途中からパンチの技術を身に付けてきました。城戸選手の今後はいかにパンチの技術を身につけるかが鍵になると思います。
王者のアンディ・サワー選手は安定的な強さを見せました。相手のスティーブルマンズ選手も積極的に攻めて良い部分もあったのですが決定打がなく、要所要所で的確な攻撃を当てたアンディ・サワー選手が順当に勝ちあがりました。
魔裟斗選手も前評判通り順当に勝ち進んだものの、普段の試合より少し力が入ってしまっている印象を受けました。やや強引に倒しに行っていたのか、いつものような軽快なフットワークはあまり見られず、足を止めてパンチやキックを打ち込むシーンが目立ちました。負けはしましたが、相手のドラゴ選手の精神力も見事だと思いました。あれだけ強いローキックをまともに貰い続けていたのにも関わらず、効いているような素振りは見せませんでした。並みの選手であれば、あのローキックでKOされていたと思います。
また、今大会から始まったライト級ですが、大宮司選手は僅差の判定負けを喫してしまったようです。大月選手はTV中継がダイジェストで残念だったのですが、豪腕ぶりを発揮して見事K-1デビュー戦を勝利で飾りました。上松選手は勝ったものの、相手選手の実力に疑問符が付きました。
個人的にはライト級でインパクトを与えるのであれば、大月選手をもっと前面に出した方が、そのファイトスタイルからしても効果的だと思います。しかし、TBSの意向かFEGの意向か分かりませんが、魔裟斗2世として上松選手をライト級の顔として売り出して行きたいようですね。
中でも佐藤選手のKO勝ちは、多くの人に感動を与えたようですね。ブアカーオ選手との3度目の対戦にして、気持ちで掴んだ勝利だと思います。これで念願の魔裟斗戦へ辿りつけました。
佐藤選手は決して賢い戦い方、自分の長所を活かしきった戦い方は出来ていなかったと思います。というよりも敢えてしなかったのでしょうか。膝蹴りやロークックは有効でしたが、接近戦でのパンチの打ち合いはリーチの長い佐藤選手にとっては、回転力でブアカーオ選手に劣る分不利な面もあります。パンチで攻めるにしても、リーチを活かしもっと距離を取った戦い方も出来たのでしょうが、勝つことよりも倒すことに拘った結果だと思います。ブアカーオ選手はボディーへの膝蹴りが効いたのか、根気が果てたのか、ガードをしていないところでテンプルにパンチを貰ってしまいました。気の緩んだ瞬間に入ったパンチだったので、立ち上がることが出来なかったのでしょう。最後は想いの強さで勝利をものにした佐藤選手ですが、その打たれ強さにも目を見張るものがありました。あまり打たれ強そうなタイプには見えないのですが、顎にかなりパンチを受けていたのにも関わらず、怯みませんでした。これも絶対に勝ちたいという想いが成せることでしょうか。
城戸選手は、キシェンコ選手に負けてしまいました。1R目は良いペースだったのですが、2R目にキシェンコ選手のラッシュを受けた際に、足を止めて亀になってしまった時にかなりダメージを受けてしまったように感じました。城戸選手は足技や膝蹴りは巧いのですが、今後K-1MAXで上に行くためにはパンチの技術を磨く必要があります。今のK-1MAXの強豪選手を見ても、ほとんどがパンチを使える選手です。ブアカーオ選手も途中からパンチの技術を身に付けてきました。城戸選手の今後はいかにパンチの技術を身につけるかが鍵になると思います。
王者のアンディ・サワー選手は安定的な強さを見せました。相手のスティーブルマンズ選手も積極的に攻めて良い部分もあったのですが決定打がなく、要所要所で的確な攻撃を当てたアンディ・サワー選手が順当に勝ちあがりました。
魔裟斗選手も前評判通り順当に勝ち進んだものの、普段の試合より少し力が入ってしまっている印象を受けました。やや強引に倒しに行っていたのか、いつものような軽快なフットワークはあまり見られず、足を止めてパンチやキックを打ち込むシーンが目立ちました。負けはしましたが、相手のドラゴ選手の精神力も見事だと思いました。あれだけ強いローキックをまともに貰い続けていたのにも関わらず、効いているような素振りは見せませんでした。並みの選手であれば、あのローキックでKOされていたと思います。
また、今大会から始まったライト級ですが、大宮司選手は僅差の判定負けを喫してしまったようです。大月選手はTV中継がダイジェストで残念だったのですが、豪腕ぶりを発揮して見事K-1デビュー戦を勝利で飾りました。上松選手は勝ったものの、相手選手の実力に疑問符が付きました。
個人的にはライト級でインパクトを与えるのであれば、大月選手をもっと前面に出した方が、そのファイトスタイルからしても効果的だと思います。しかし、TBSの意向かFEGの意向か分かりませんが、魔裟斗2世として上松選手をライト級の顔として売り出して行きたいようですね。