Fightline.comに掲載されていたニュースです。

6月27日にカルフォルニア州サンノゼにて、ギルバート・メレンデス選手VSジョシュ・トムソン選手の対戦をメインカードに開催されるストライクフォース。その大会に全米で総合参戦を待望されていたキックボクサーが総合初試合を行うようです。

その選手とは、Raymond “The Real Deal” Daniels (レイモンド“ザ・リアルディール”ダニエルズ)という選手です。
レイモンド選手はWCLというキックボクシング団体における世界チャンピオンで、18戦全勝という戦績を残しています。
アメリカのキックボクシング界ではスーパースター的な存在のようです。

キックボクシングでの戦績が総合格闘技での実力に結びつく訳ではないのは、既に実証されていますが、身体能力は物凄いものを持っている選手だと思います。(下記、動画参照)



元ボクシングヘビー級王者のモハメド・アリ氏が言っていた、「蝶のように舞い、蜂のように刺す。」を体現しているようなファイトスタイルです。

レイモンド選手と似たようなキャリアを持っていて、同様にアメリカのキックボクシング界では人気のあるCung Leという選手もキックボクシングでは無敗でした。総合に参戦しても無敗を保ち、フランク・シャムロック選手にも勝利しています。そしてストライク・フォースのミドル級王者として君臨しています。

レイモンド選手も、Cung Le選手もカンフー映画に出てくるような動きをしたり類似する部分もあるので、レイモンド選手がうまく総合に馴染めばおもしろい選手となりそうです。

ミドル級を主戦場として行くようです。

レイモンド選手のストライクフォース初戦の相手はJeremiah Metcalfという総合格闘技戦績8勝4敗の選手のようです。 打撃出身の選手のようなので、レイモンド選手としては負けられないところでしょう。