物流博物館が開館10周年を機に23日にリニューアルオープン
サーバーシステムで最新の映像やデータを反映、子供向け展示も充実
物流博物館は23日、開館10周年を迎えたのを機に、常設展示をリニューアルオープンさせた。1998年10月にわが国初の物流専門の博物館としてオープンして以来、これまでに8万人の来館者を迎えたが、展示内容や展示機器の陳腐化もあったことから常設展示の一部をリニューアルさせた。その内容を見てみる。
「物流で働く人」に焦点を
今回のリニューアルは地下1階の「現代の物流」展示室を中心に行い、これまで展示が手薄だった「貿易と国際物流」「物流で働く人々」など、10年間の小学校を中心とした見学を通じて学芸員が蓄積した子どもたちの興味の対象や、わかりやすい表現方法などを取り入れた。小中学生などの職業に対する理解を深めるために、物流に携わる人々の仕事内容を紹介するパネルやインタビュー映像などを通じて、物流業界の仕事のやりがいや魅力を伝えている。
貿易と物流などグローバルロジスティクスにも対応
貿易と国際物流は内田洋行の韓国・釜山港を活用したグローバルロジスティクスの実例を紹介しているほか、世界の港や空港の取扱量を示したパネルで日本の取扱量との比較ができるようにしている。各国の港湾局などや企業の協力を得て、写真も充実させた。映像では一部英語、中国語、韓国語のテロップも作成するなど、海外からの来館者対応も進めた。
身近な企業物流や暮らしの中の物流も紹介
アスクルの当日配達・翌日配達の仕組みなどを紹介しているほか、説明パネルも全面的に入れ替えた。「情報」を中心として物流を構成する「輸送」や「保管」といった要素がどういう形でつながっているのか。また、身の回りにあるものがどこでつくられているのか、物流産業の大きさなどといった物流の概要がわかりやすくパネル展示されている。
子供向け体験施設を充実
また、新たに体験コーナーを新設。タウンシートと指示書に基づいたトラック模型を使ったゲームや、巨大物流パズル、段ボール工作、宅配便や鉄道貨物の運転手の制服着用体験など、親子で楽しめる専用スペースを設けた。 複合一貫輸送をイメージした物流ゲームや物流Q&Aも一部データを更新している。
サーバーシステムの採用でアップデートな映像や資料を紹介
今回のリニューアルでは博物館の展示システムとしては珍しいサーバーシステムを採用。各種統計資料や関連映像に、来館者が館内にあるパソコンから自由にアクセスできるシステムを構築した。
サーバーシステムの採用により、常にアップデートなデータの更新が行うことで来館者に最新の情報を提供できるほか、映像作品も過去の映画や現在の映像作品を自由に視聴できるようになった。昭和30年代の貴重なフィルムなどもデジタル化を進め、順次、公開していく。物流企業や団体などから提供があったDVDなども館内のパソコンから検索・視聴できるようにした。
模型は珍しいスケールで大手トラックの車両を再現
模型についても、トラックについては25分の1の珍しいスケールで集配車から3トン、4トン、10トンウイング車を新たに制作したほか、可動式の10分の1のフォークリフトや、パレット、ロールボックス、航空コンテナなどの模型も充実させた。
出典:富士物流
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アスクル、医療・介護施設向け「メディカル&ケアカタログ2008秋冬号」発刊
オフィス用品デリバリーサービス業のアスクルは、医療・診療所・薬局・介護施設向けの一般消耗品通販カタログの最新号「アスクル メディカル&ケア カタログ2008秋・冬号」を8月25日に発刊した。
アスクル メディカル&ケア カタログは、アスクルがオフィス用品のデリバリーサービスで培ったノウハウを活用した、医療・介護関連施設向けのデリバリーサービス。医療・介護施設などが必要とするモノやサービスを当日か翌日までに届けるサービスが好評を博し、年間売り上げが前年比36.9%増の315億円超(2008年5月期)に伸びているという。
新カタログでは、医療・介護施設で日ごろ大量に消費するもののコストダウンを特集している。また、衛生管理についても低価格の防護用品を用意しているほか、環境・手指除菌の新たな取扱商品を紹介する。購入前に試用できる無料サンプルも全139アイテム揃えた。
出典:ケアマネジメント オンライン
新刊紹介/「通勤大学文庫 通勤大学実践MBA 戦略物流」
著者はイー・ロジット代表取締役。「物流を軽視する会社は物流に力を入れる会社に負ける」ことを、数々の実例や代表的な取り組みを交えて紹介している。
第1章では物流と戦略物流、ロジスティクスの似て非なる概念、言葉を解説。第2章ではSCMやグリーン物流などの比較的新しい概念を紹介し、基礎的な知識がスピーディーに身につく配慮がなされている。
第3章「マーケティング・CSとの関係」から実践的な内容となり、ムラ・ムダのないCS物流は集客や売上の向上に直結すること、CSを現場に浸透させる一手段として、一見前時代的に見える行事の朝礼も効果があることなどを説く。さらに、パレート分析を用いた死筋在庫の処分と物流拠点の統合などを解説した上で、発注精度を引き上げるための有効な手段として変動発注点法を4ページにわたり解説。
1章から通して読むと、物流の全体フローで、どの過程でもいかに可視化が重要化という点に気付かされる。7章はアスクル、資生堂などの事例紹介で、これらの企業の取り組みが著者の考え方を裏付けている。タイトル通り、時間をかけずに物流分野全体を俯瞰したい人に向いている。
角井亮一著
グローバルタスクフォース監修
総合法令出版刊
定価:890円+税
出典:LNEWS
