監督 キンバリー・ピアース
脚本 キンバリー・ピアース
アンディ・ビーネン
出演 ヒラリー・スワンク
クロエ・セヴェニー 他
私の評価(★★★★★)
1993年ネブラスカ州で実際に起こった事件を基にして出来た映画。性同一障害を抱えたブランドン・ティーナのストーリー。
主演のヒラリー・スワンクはこの映画でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、この映画も数々の賞で高い評価を
うけた。
この映画人によって好き嫌い別れるかもしれない。
はっきり言って落ちる。悲しすぎる。途中見ているのが辛いって何回思った事か。
なんで性同一障害というだけでこんなにも差別されたり辛い思いをしなきゃいけないのだろうか・・・
ヒラリーの演じたブランドンには色々考えさせられた。
心は男性そのものだけれど肉体的には女性。だからこそコンプレックスを抱え生きてきたブランドンの行動は時々無理しているように思え痛々しくも感じる。
それに人間としても駄目な部分もあるし。。。
だけどブランドンにはなぜか不思議な魅力があるんだよなぁ。
少なくとも私は異性として。。。
この映画はただ悲しいだけの映画ではないと思う。
まず役者たちの演技がすばらしい。
特に主演のヒラリー・スワンクには圧倒された。見事に性同一性障害のブランドンを演じている。
男のような振る舞いや内側からでてくる不思議な魅力。とにかく絶妙だった!!!
そしてもう一つの見どころはブランドンとラナの純愛。
短い間だったけれど彼女たちの恋愛はホントに美しい。二人の愛には同性とか異性とか関係ないんだなって。
こんな性の壁をこえてこんなにもまっすぐに人を愛せる彼女たちにうらやましく感じた。
この映画のレビューを見たら「性同一性障害について結局わからない映画」とか「だからどうするべきなのか伝わらない」とかいくつかあった。
確かにその通りだけどこの映画は差別や凶悪事件のある厳しい現実をリアルに描いた作品だと思う。
特に当時は今より認識されていなかっただろうし。。。
私も今では言葉は知っているけど具体的にはよくわからない。
身体が女性の男性???心が男性の女性???このブログを書く時ブランドンをどのように書いたらいいのかわからなくなった。書き方によっては私も偏見を持っているように思えるし。。
本当に色々考えさせられます。
私の中で一生心に残るえいがの一つです。


