成人病センターのPFI業務経費の予算が提案されています。

これに対して、大阪府自民党が現地での建て替えを提案しています。
2月25日の本会議で自民党から提案されました。
議事録画こちらなどによりますと

現地建替え案は3つある。工期が1期でできる工事がある
ただ、駐車場確保が出来ない案だと言うことです。

背景には、東成区の住民が成人病センターの移転に反対しているという話があるようです。

で、第4案を作って出してきた。
大阪府立公衆衛生研究所
大阪府環境農林水産総合研究所、環境科学センター、
犬管理指導所
を森之宮から追い出す。


公衆衛生研究所を府立大学獣医学科近隣のりんくうタウンへ

環境農林水産総合研究所本部を健康科学センターの空きフロアか環境農林水産総合研究所食と緑技術センター羽曳野へ

環境科学センターはどこへ??組織的には環境農林水産総合研究所と同じだから羽曳野行きか?

犬管理指導所は羽曳野の環境農林水産総合研究所食と緑技術センターへ

健康科学センターは、成人病センター研究所が今入っているビル

今更、どこで建てるのかを蒸し返そうと言うことだ。

現地建替えというか、これが通れば工期が2年ぐらい短縮されるとされる。これで工事は5年3カ月で出来る。ただ、設計がまだぜんぜん出来ていない。

大手前移転なら施設整備費に291億円、用地取得に102億円
現地建替え(自民党第4案)なら施設整備に269.8億円で済むという提案であります。
立体駐車場を今のまま使えるし、地下2階でなく地下1階で建てることなどが注目点です。

森之宮で便利ということがあります。PFIでなく、従来発注をしろということ。(47分37秒)

細長い病棟(大手前)も問題だということもあるようです。
橋下徹知事の答弁は、かなり積極的にとらえています。

公衆衛生研究所の玉突きがどうなるか、成人病センター研究所の
行き場がなくなります。公衆衛生研究所が出ていかないと工事には入れない工期は短いが、着工がどうなるかはわからない。
公衆衛生研究所にある実験室の移転については、移転先での事前協議が必要でそれが問題になるかもしれない。

土地の等価交換をして、102億を42億まで圧縮する方法もあるようです。なぜ、60億圧縮できるのかよくわかりません。

委員会での議論に移るようです。これが終わらないと、設計の予算が付きません。ということは、契約には至らないと言うことです。今年度で始まれるでしょうか?早く発進しないと、いくら早くても追いつけなくなります。

さらには、成人病センター研究所の 所在場所(高橋先生がいる場所)も問題視されてきます。臨床的に病院とひっついているのは必須なのであれば、移転すれば同じようについて行く。現地建替えなら今の場所でよいということになる。

委員会の今後の議論に注目です。


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