せっかく制作しているので



その過程をブログにアップしてみよう。



今日は第1回。


今日の材料はこちら。


下地処理済みのキャンバス(麻)F4号
テレピン(揮発性油)
水彩用の平筆
同じく面相筆
筆洗器
筆洗液(灯油で代用可能)
パレット(紙パレットが便利)
フィキサチーフ(定着材。スプレー缶タイプ)
硬め鉛筆(2Hくらい)

全て画材店で手に入る。


まずは鉛筆で下書き。



一度紙に描いてみて、

形や角度が決まったらキャンバスに描き写す。


キャンバスは、消しゴムを使うと布が伸びて画面がペコペコになってしまうので、極力使わない。


こんなもんでいいだろう。


このあと描き込むにつれて形は微調整するので、多少の狂いは気にしないで、思いきりよく大胆に描いていこう。


鉛筆の線は無数の粉で出来ている。鉛筆で線を引くということは、画肌に粉を置いていくこと。


したがって、この上から絵の具を乗せていくと、粉が絵の具と混ざってしまい、せっかく引いた線が動いてしまうばかりか、鮮やかな絵の具を黒く濁らせてしまう。


そこで活躍するのがフィキサチーフだ。こいつを上からスプレーすることで画面に膜ができ、鉛筆の粉を画面に定着させてくれる。


その代わり、フィキサチーフをかけたら、指で擦ろうが消しゴムをかけようが、線は消えなくなる。


フィキサチーフを数回に分けて薄く散布し、乾いたら絵の具で下書き。


油絵の具のイエローオーカーをテレピンで薄く溶いて使おう。




薄い絵の具の層を何回も重ねることで立体感を出す。明るい場所は1層、暗い場所は5層、といった具合。


もちろんこのくらいの明るさには何層重ねましょうといった決まりは存在しない。


思ったように。好きなように描いていこう。


一定の光の方向を意識しながら描くのがコツ。


細かい失敗は気にしない。絵の中では神様のように、なんでもできるのだから、失敗したら後で直せばいい。


イエローオーカーは使い勝手のいい色だが、その上から青空の青を被せると、緑色の空になってしまう。だから完成時に青くなる予定の場所にはイエローを置かないようにしよう。


今日はここまで。







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学生時代、酒屋でアルバイトをしていた。


日付が変わる頃に店を閉め、時々は飲んでから帰った。


昔から夜が好きな私は、夜を楽しんだ。


1軒目を出るのは午前3時頃。歩いて帰ってくるのが午前4時頃だった。


冬が長い北海道は夜も長い。


2軒飲んで帰ってもまだ夜だった。


ところが春になると3時頃にはもう東の空が白んでくる。


夜が明けるといろんなものが見えてくる。


夜は見たい物だけ見ていればいい。


家に着く頃には空も気持ちも白けてしまう。


だから春になると、夜明けに名残惜しいような焦燥感に苛まれる。


それはお気に入りの小説が完結してしまうような、寂しさに似ている。





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欲求不満を解消すべく、制作を再開。


引っ越しの荷物も画材は手をつけずにいたが、もう限界。


木枠にキャンバスを張って





1日考えてようやく水平線が決まった。


でも機種が選定できない。


私はT-4が好きたけど、絵のモチーフとしてジェット機は描いていて正直あまり面白くはない。


ジェット機はメカニカルでスマートで、カッコいいけど、なんか違う。


やっぱり飛行機って、細くて短い胴体に、真っ直ぐ真横に伸びた長い翼。上半角。そして小さな尾翼。これぞ飛行機なんだなぁ。


今まで自衛隊の飛行機にこだわって描いてきたけど、資料が比較的手に入りやすいとか、そんな理由でしかなかった。


だったら昔のプロペラ機でも描いてみようか。


昔の飛行機って、『飛行』という目的は同じなのに、みんな形や仕様が違っていて、個性的だった。


極端に細かったり、ズングリしたり、平べったかったり……


まるで魚のようにみんなが形が違って、その不恰好だったりする部分に美しさを感じる。


ジェット機の時代になっても、60年代頃まではそうだった。


でも時代が進むにつれて、軍用機も旅客機も、似たり寄ったりの飛行機しか作られなくなったように思える。


求められる性能がグレートになるほど、設計の制約が増えて、結果的に同じようなデザインになる。


例えば、F-22のような最新鋭戦闘機と同じ飛行性能を求めて、10人の設計者に設計を依頼したら、同じような技術を採用した、同じようなデザインが10個できるだろう。


胴体や翼やエンジンなんかの、いわゆる部品の大きさがそれぞれ違うだけで、もちろん電子機器などは全く別物だろうけど、完成した形はどれも大差ない。


なんというか、現代の航空機デザインには美しく感じる要素が少ない。水族館に行って、種類だけはたくさんあるのに、サバのそっくりさんみたいなのしかいないのと同じだ。


昔はヘンテコな深海魚や、タツノオトシゴや、大きなカニや、名前の長い宝石のような色の魚だっていたのに。


もちろん人の命を運ぶ乗り物だから、安全性を重視して、格好(ハード)よりも機能(ソフト)を進歩させる設計思想にシフトしていくのは仕方がない。


ひょっとしたらパイロットの仕事もそうじゃないだろうか。昔は飛び方を見れば誰が操縦しているか地上からでもわかったという。


現在はマニュアル(手順)が全てと言えば言い過ぎだが、『自己流』は許されない。みんなが同じルートを飛び、同じ(天候など)情報を共有する。何しろオートパイロットで着陸だってできる時代だ。


(もちろんパイロットという人達はどんな時でも瞬時にジャッジする能力に長けているし、オートがなくても問題なく運航できるはず。)


軍用機はまた別だ。


まだまだパイロットが自分でジャッジして即行動する余地が現代でも残されている。そして結果が返ってくる。


私が民間ではなく、軍用機のパイロットになりたいのも理由はそれだ。


空を『自由に』飛びたいな。


それを実現する唯一の乗り物が戦闘機だ。


そうじゃなかったら、本来1日中おとなしく絵を描いていたいような私が、わざわざ家族に迷惑かけてまで激烈な競争と厳しい訓練に自ら挑もうなんて思わない。


そもそも私はTシャツ1枚撰ぶにも難儀するし、実は方向音痴。


でも優柔不断で方向音痴ならまだマシだ。頑固な方向音痴じゃ困る。


そんな私なんぞがパイロットがどうのと言うのはおこがましいけれど。


話が逸れた。


要は、どの飛行機を描こうか決まらないという話。


飛行機の美しさって、どこにあるんだろう。やっぱり形の個性だと思う。


例えば、ブルーインパルスでお馴染みのT-4練習機。


もし、お手元に紙とペンがあったら写真でも見ながら好きな飛行機を描いてみていただきたい。部分的に上手くいかない形があるはずだ。


T-4の場合、キャノピー(風防)の曲率(曲線のフォルム)がほんの少し違うだけで別の飛行機に見えてしまう。だからキャノピーだけ形が気に入らずに何度も描き直す。


ということは、T-4の個性はキャノピーにある、ということになる。


人の顔でも、個性となりやすい目もとは、ちょっとだけプチ整形しただけでも、顔がかなり違って見えるではないか。


耳を整形しても誰も気付いてはくれないだろう。それは耳が個性的ではないからだ。










関係ないけど、


YouTubeなんかで、ジェット戦闘機のDVDとかの映像を編集して、ゴリゴリのロックか、なんか変なアイドル(?)の歌を合わせて動画をアップしている人が沢山いる。


私にはどうしてもミスマッチに思う。はっきり言って美しくない。


寿司屋でハンバーガーを食べるくらいキモチワルイ。


戦闘機に一番マッチするのは行進曲だろう。吹奏楽だろう。







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