ゲームばかりの内容だったから、たまには季節ネタでもやろうかね。
皆さんは、燕の大移動をご覧になったことはあるだろうか。
夏の終わりの始め～秋の始めまで行われる大移動。
燕は温暖な気候を求め、南へ大移動するわけだ。
日本に渡った燕（親鳥）と、その子供たちで形成される大群集。
その数、数万以上。
移動する時間帯は主に夕方。
天敵を避けて行動していることが良く判る。
ちなみに、この数万以上の群れは、空全体を燕という燕で覆う。
カメラで撮る場合、ピントを合わせる暇なし。
ビデオカメラで撮ると、鳴き声から飛び立つ様子、群れの様子まで満遍なく撮れるので、挑む方は動画を推奨するぞ。
今の時期、群れの終わりに近い。
理由は簡単で、燕の量である。
数万→数千→数百…という感じに目撃する燕が減っていく。
数百まで行くと、本当の終わりである。
燕の大移動は、夏の終わりと秋の訪れ、二つの意味がある。
気温で感じるより、鳥や虫の音で知る方が、季節の節目は判りやすい。
その事について、天気予報とかでは、あまり教えないんだよね。
天気予報で『鳴き始めた…』とか伝えても、いや、もう鳴いてるしってことが多々あるよ(^^;
この大移動、近くに池や林がある場所で観察すると、餌を食べたり、羽根を休める等の行動（休憩の様子）が見れるよ。
画像は、休憩中の燕たち。
撮影場所は、私の部屋の窓から(笑)
電線に止まっている鳥全てが燕！
この時、雀や鵯、鳩は逃げて、木々に止まってます（圧倒的な数に負けて逃げたんだろうね）
一応、三分程度の動画も撮ったのだが、上手くアップ出来るか判らない。
アップされて無かったら、『無理だったか』と思ってください。
今日は、雨が降り、風が吹いて冷たさが増す。
そんな日でも、燕たちは温かい南を目指して飛んでいく…。