暑い日々が過ぎる
忘れてた何かを探して
思い出す度に溢れる
失った子等の未来

遠い異国の国のよう
変わり果てた曾ての地
今を見たら驚くだろう
繋げた明日が輝く地だから

死を選んでも祈ってた
大切な彼等が生きることを
感謝の気持ちと一緒に翔んだ
日の本を引っ提げ討った

忘れてた時間が動き出す
爪痕だけが虚しく風化し
乾いた風が無言に吹く

夕闇が彩る空
暗闇が迫る悲しい眼
沈み行く友を憂いながら
一人遠くから拝んだ

今ある世界は彼等の願い
空より描く明日への橋渡し
大海原から見上げる暁
涙を堪えながら弔う

命懸けの襷

繋いだ夢の世界

多くの希望に溢れ
尊ぶ帝と共に幸あれ

彼等の遺志は今も生き続ける