死んでくれない
私の心と一緒に
連れ去って欲しい
闇に通じる黄泉へ

幾つの月日が過ぎただろう
渇いた疼きが知らせる
新たな魂を喰らいたいのだと
獲物を探してさ迷う

過ぎた遊びと好奇心
自ら引き起こす災いを知らず
軽い気持ちは身を滅ぼし
留まるものの餌となる

怨めしいという言葉を知る
人に対するものだけど
全てに当て嵌める事が出来る
私もその一人ね

これ程までの憎しみ
何処から溢れるのか
魂は次へと旅立ち
血に染まった器が徘徊する

落ちたはずなのに
光を喰らう闇に溶け込んだはず
僅かに残る生への香り
誰が望んだことなの

私は魂をも喰らう闇
如何なる乞うも弾く
望みも全て落とす

呪いで縛ろう
業で落とそう
憂いで刺そう

篝は黄泉へ導く灯り
常に身近で照らしてる

戻れない時間だけが
虚しく過ぎていく

心は先の闇へ進み

そして、落ちた