夢より儚い恋心
哀れむ気持ちは誰のため
明日より恋しい時間は
無情にも勝手に過ぎていく

手を差し出せば届くかも
薄い期待で掴んでみるが
幻の姿は霧散してしまい
残る涙が跡を辿る

気持ちだけでも伝えたい
正直な心をそのままに
断られても構わない
一つの区切りが生まれるから

新たに踏み出す道のり
地図にも載らない道
この先何が待つのかは
行ってみないとわからない

語り出す言葉 紡ぎ出す思い
相手の瞳を見据えて
すべての勇気を出しきる
もう逃げないと決めたから

迷い続けた苦しみ
抱え続けた想いの数々
し舞い込んで逃げるより
思いっきり当たって砕けてみせる

想いは空回りであっても
伝えた行動は一生の思い出
過去を思い出して振り返れば
次の恋路の軌跡となる

誰もが辿る恋路の迷宮
出口は近くて遠く
出口に辿り着けるはほんの一握り
迷って迷っての繰り返し

だから 恋は楽しいのかもしれない
胸が心が弾み続けるから