浅はかな所行
繰り返される殺戮
全ては私の自由のため


試される毎日
如何なる業に手を出して
返り血を浴び続けた手は
犯罪者と変わりなし


挑む毎日
罪人の首を刎ね続け
感情を消すのは当たり前で
首の土産は手馴れたもの


呼んでいる
遠くから木霊する
血が欲する誘惑の言葉
芳しい匂いも求めてる


誰も寄せ付けない
血で染まった原に佇んで
嘲る表情を浮かべては
虐殺の日々が繰り返される


捥がれた手足
砕け散る骨
裂かれる血肉
華々しく降る血
どれもが私を妖しく染める


隠した狂気と共に
今日も獲物へと足を運ぶ


罪人狩りという名の殺戮を行うために


私は血に飢えた狂犬
自由と共に徘徊する