「なんの音!?」

マリーシャとケーンは立ち上がった。二人は集会場を飛び出した。だが、明るさに慣れてしまった目にはなかなか暗闇は見えない。
それでもだんだんと目が慣れてきた。

ケーンはマリーシャを見た。マリーシャの顔つきが変わっていた。
彼女を取ります時間の渦が、それまでのゆったりとした感じではなく、はりつめて一気に息苦しいくらいに激しくくなった。

この人もしかして…?
だが、ゆっくり考えてる暇はなかった。

マスターがいち早く事態をつかもうと駆け足で情報を手にいれてくれた。

「大変ですよ!ブランゴです!村人を襲ってます!」

マスターが必死の形相でぜえぜえと息切れしながらも懸命に伝えた。

「まいったわね…ケーン、悪いけど初仕事よ。」
マリーシャは頭をかいて、ケーンを見て言った。

「はい!」
ケーンは力強くよく 答えた。

正直怖いが、どうせいつかは始まることだ。逃げることなんてできない。
それに俺はハンターだ!
ケーンは自分を心の中で鼓舞した。

「頼もしいじゃない。じゃああなたは東の方を頼んだわよ。」

「はい。」

「西の方は私たちに任してちょうだい。」

私たち?その言葉に疑問を投げ掛けようとしたら、後ろから声がした。

「へへっ、腕がなるぜぇ。」

集会場のドアの所に男が肩をぐりぐりと回して立っていた。

さっきまで爆睡していた男だった。

その時ケーンは初めてその男を見た。
四角形の恐持ての顔には、もみ上げがあごヒゲまで繋がっている。 その顔立ちは首からしたの岩のような体と絶妙にマッチして、迫力を三倍くらいにしていた。

「話しは聞いてたぜぇ。大変なことになってるじゃねぇか。」

男はぶっきらぼうに言った。

酔って真っ赤になった顔だったがその目は鈍い輝きをはなっていた。
その体格からしてもただの酔っぱらいではないことは確かだ。

男がぐいっとケーンに近づいてきた。

ケーンは思わずたじろいた。かなり酒臭い。

だが男は気にもとめていないようで、
「お前が新しいハンターか?んん?」
と聞いてきた。

「は、はい、そうです。」
男はケーンをじろじろと見回したが、やがてニカッと笑って、

「なかなかいい体してんじゃねぇか!」

と、言うと、バン!っと肩を叩いた。
その力強さにケーンは一瞬ふらっとなった。
「俺の名前はガラサム。よろしくな!はっはっはっは!」

「はい!よろしくお願いします!」

怖い人だと思ってたら、好い人で安心した。だが、やってきたというブランゴのこともきがきじゃなかった。
「いやぁ、俺がお前くらいの時はなぁ…」

「ちょっと、こんなとこで男同士の暑苦しい語り合いしてる場合じゃないでしょ?」

ガラサムがこのままだと永遠に話していそうなので、マリーシャが助け船をだしてくれた。

「なんだ、マリーシャ!」
ガラサムはむっとして言った。

「なんだじゃないわよ。早くブランゴを倒さなきゃいけないんだから。」
マリーシャは呆れたようにため息をついた。
「おぉ!そうだった!こうしちゃいられねぇ。おい、ケーン!」

「は、はい!」

「この話しはまた後だ。行くぞ!マリーシャ!」

ガラサムはそう言うと、どたどたと走って行ってしまった。

「まったく…武器も持たずにどうするつもりかしら…」
マリーシャが頭を押さえて言った。

「…まあいいわ。あのバカはこっちでなんとかするから。あなたは武器を取ってきなさい。」

「わかりました。」

ケーンが答えると、マリーシャはケーンの肩をポンと叩いた。

「頑張りなさいよ、凄腕ハンター君。」

村人も起きてきたらしく、何事かと出てきたり、ランタンをつけたりしたので、街はおぼろげな灯りに色付いてきた。

マリーシャは家から出てきた村人に家の中でじっとしてるように伝えながら走り去っていった。

ケーンも小さく息を吸って歩いてきた道を走ろうとした。が、来たときに忘れたものを思いだした。

ケーンは集会場の中に入って眠っている子ブタを持ちあげて、マスターに子ブタを預かってもらえるように頼んだ。

マスターは快く引き受けてくれた。

「ありがとうマスター。後で戻ってくるから」
そう言ってケーンは集会場を後にしようと、キュイっとなるドアを開いた。

「頑張ってください!」
マスターが心配そうな顔で言った。

ケーンは笑顔で頷いた。
ケーンは走りだした。


続く~
その夜、ケーンは妙な物音で目が醒めてしまった。

ケーンは自分のお気に入りの太刀をベッドの横に立て掛けてある。

その剣をすっと取ってケーンは耳をすました。

物音はなにやらごそごそというような音だ。どうやら下から聞こえてくる。

下?

下にはベッドの隙間しかない。
そんな隙間に人が入れるとは思えない。

ケーンはそうっとベッドから降りた。
そしてベッドをガッと持ち上げた。

そこには暗闇の中に動物らしきもぞもぞした物がいた。

攻撃してくる気配もなければ、逃げるような素振りもない。

危害はなさそうなので、ケーンはしばらく目が闇に慣れるまで、しばらく黒い物体を凝視していた。

目が慣れてくると、
まず、目についたのは鼻だった。なにやらそいつはブタのようだった。

小ブタくらいの大きさで、とっくりみたいな体をしている。

ケーンはかがんでそっと手を差し伸べてみた。

小ブタはビクッとして後退ったが、すぐにノコノコとやってきて、ケーンの手のひらを嗅ぎはじめた。

クンクンと嗅ぐ鼻息がくすぐったかった。
「どうやら先客がいたみたいだな。」

ケーンは独り言を言うと、

「ちょっとまってろ。」

と言って、荷物をあさりはじめた。

そして携帯食品のパンを取り出した。

「こんぐらいしかないけどさ。食べな。」

ケーンがパンを小ブタに差し出すと、小ブタはクンクンと嗅いでパンを食べ始めた。

小ブタとの一騒ぎがあった後なので、なんだか寝れる状態ではなくなってしまった。

仕方ないのでケーンは村でも歩いてみようと思った。

ケーンがドアから出ようとすると、小ブタがついてきた。

「なんだ、一緒にきたいのか?」

ケーンは少し考えたが、そんなに邪魔になるわけではないので、ついて来させることにした。



深夜の村には殆んど灯りはなかった。

ただ、月明かりと時々あるランタンが夜道を照らしていた。

村は寝静まっていて、フクロウの笛のような鳴き声が聞こえた。
しばらく歩いていると灯りがついている家があった。

あの集会場だった。
ケーンはゆっくりと集会場の扉を開けた。
キュイっと木の軋む音がした。

中には二人しかいなかった。

一人は完全に机に突っ伏して寝ている無駄にガタイのいい男。
もう一人の女の人もこくりこくりとうたた寝をしていたが、ケーンが扉を開ける音で目が醒めて、ケーンを見てにっこりと笑った。
「あら、そんな入り口でぼうっと立ってないで、こっちにいらっしゃい。」

女の人が妖艶な微笑みを見せた。

まさに大人の女性って感じである。吸い込まれるようなつややかな黒髪と色っぽく赤くなった白い肌が魅惑をひきだしてる。

「あ、はいっ」

なんだかまのぬけた返事をしてしまった。 女の人はくすっと笑った。

「ほら、言ってることとやってることがちがうわよ。」

そう言われてケーンは、
「あ、すいません。」
と言って女の人のテーブルまで歩いていった。

「さぁ、座って。」

女の人が椅子をひいてはくれた。
ケーンはその椅子に座った。

「あなたが、新しいハンターね?」
女の人が聞いてきた。

「はい!自分が、この村に着任したギルドハンター、ケーン・トラウスです。」

ケーンは改まって自己紹介した。

「あら、そんなに硬くならなくてもいいわよ。ここじゃそんな礼儀は必要ないわよ。」

女の人はそう言ってジョッキをケーンに差し出した。

「ありがとうございます。えーっと…」

「マリーシャよ、ケーン君。」

「ありがとうございます、マリーシャさん。」
そう言ってジョッキを飲んだ。そして吐き出した。

「ぶっ!これお酒じゃないですか!?」

マリーシャはきょとんとした顔でケーンを見ている。

「そうだけど、苦手だったかしら?」

「ギルドでは、未成年はお酒を飲んじゃいけないんです。だから、お酒を飲んだのは二回目で…」

「じゃあ、もう一回は冒険してるのね。なら大丈夫よ、飲んじゃいなさい。」
マリーシャは意地悪な笑みを見せた。

ケーンの心はぐちゃぐちゃしたが、次にやってきたのはお酒のなんともいえぬ、感覚だった。

「あれ?…おいしい…」
マリーシャは満足気に微笑みながら言った。

「そうでしょう?このポッケ村のお酒はとても美味しいのよ。それにお酒の美味しさがわかるなんて、大人になった証拠よ。あなた今歳はいくつなの?」

「えぇっと、22です…」

ケーンは恥ずかしがりながら答えた。こんな歳になるまでお酒を飲んだことがないなんて、なかなかの笑い種だ。

「あらあら。」

マリーシャがちょっと驚いた顔をしたが、またすぐ微笑んで、

「でも、やっとお酒の良さに気付けてよしとしなくちゃね。」
と、言ってくれた。
ケーンも笑って、残りのお酒を飲み干した。
飲み干してからになったジョッキをテーブルに置いて、ケーンは集会場を見渡してみた。
天井には蝋燭を何本もつけられるような吊るし台が五つつけられていて、その光と集会場の左隅にあるおおきな暖炉の炎がこの明るさの源だった。
暖炉の上には謎の動物の、きっとモンスターのだと思われる頭骨が飾ってあった。

この集会場の支配人なのか、酒場のマスターなのかは分からないが、男の人が慣れた手付きでテーブルにのかっている残飯や皿、ジョッキを片付けている。
暖炉の前にはクエストの申し込みのできるカウンターが横長に造ってあった。

きっとクリスもここで働いているのだろう。

「どう?気に入ったかしら?ここの集会場は。」
マリーシャが聞いてきた。

「はい、なんか雰囲気がいいですね。」

ケーンは受付カウンターを見ながら答えた。
「うふふ…気に入ってくれて嬉しいわ。」

マリーシャがまたも大人の笑いでケーンを戸惑わせた。

「あなたが集会場に入ってきた時見てたわ。大変だったでしょう?この村の人たちは皆新しいものに目がないのよ。」

マリーシャが皮肉半分のような口振りで肩をすくめて言った。

「いや、俺は嬉しかったですよ。あんなに喜んでもらえて。」

ケーンは頭をかじりながら言った。

「素直ね。」

マリーシャがにっこり笑った。

ケーンはそれには笑顔で答えてみせた。

「あなた、凄腕ハンターなんでしょう?」

マリーシャはずいっと聞いてきた。

ケーンは一瞬ギクッとしたが、ついついこの色っぽい女の人に気に入られようと思い、「えぇ、一応…」
と、嘘を言ってしまった。

ここでもまた見栄をはってしまった。

ただ、こうなると後には退けないので貫くしかない。
それにさっきの村人たちの騒ぎを知ってるということは、マリーシャもこの酒場にいたということだ。
ならなおさらここで嘘はつけない。
もういっそのこと凄腕ハンターでいいやとケーンは思った。

その方がきっと村人も対応がいいだろう。
「まあ!じゃあ期待してるわねっ。」

マリーシャはにっこり笑った。

これにもケーンは笑顔でかえした。 と、いうより返すしかなかった。

「うふふ…あら?その子…」
マリーシャが何かに気づいてケーンの足元を見た。

その時までケーンはあの小ブタがついてきていることを完全に忘れていた。

「ああ、それは俺の家に先に住んでいて…なんか餌をあげたら一緒についてくるようになったんですよ。」

別途、ケーンは特別なことを言ったつもりはなかったが、聞いてるマリーシャはそうは思わなかったらしい。

「あなたの家って…」
「はい、こっから五分くらいの家ですよ。…なんかまずかったですかね…?」

ケーンはちょっと相手の反応を伺うように言ったが、マリーシャはかなり面食らったような感じだったが、

「そう…」

と一言だけ言うと、すぐにまた得意の凛とした態度に戻った。

その言葉の真意を聞きたかったが、なんとなく聞いてはいけないように感じたので呑み込んだ。

「この子、滅多に人になつかないのよ。」

マリーシャは微笑みながら子ブタを見ている。子ブタはケーンの足元ですやすやと眠っている。

ケーンが指先で子ブタのおでこをなでると、嬉しそうに寝息をたてた。

「こいつ、ずっとあの家にいたみたいなんですよ。こいつの前の主人はこいつほっといてどこ行っちゃったんですかね。」

子ブタから目を話してマリーシャの方を見ると、その憂い気な目はどこか遠くを見ていた。
だがすぐにケーンの視線に気づいて微笑んだ。

「ああ、ごめんなさい。ぼうっとしてたみたいね。」

この際、ケーンはあの家の前の家主について聞いてみることにした。

「あの、あの家の僕の前の家主って、どんな人だったんですか?なんか、ハンターっぽいけど…」

「えぇ、そうよ。ハンターだったの。」

何故過去形を使うのかはケーンには容易に理解できた。
ケーンだってハンターである。
モンスターや盗賊との戦いで殉職、つまり亡くなった人たちはたくさん見てきている。
きっと亡くなったのだろう。
マリーシャはそれ以上を語ろうとしなかった、気まずくなってしまったので、ケーンが口を開こうとしたとき、
ガシャーン!

と、なにやらすごい音がした。



続く~
驚いたことに、誰も気が付かなかった。

気付いた人といえば、入り口の側の席に座っていた、かなり恰幅のいい男二人だった。

その男たちは、おぉ?というような感じで集会場の入り口を見た。
そうゆう雰囲気というのは不思議なもので、段々伝わっていくのである。

徐々に集会場の人たちがケーンのことをみはじめた。

ケーンは村人の視線を一気に集めて急に固まってしまった。

まさかこんなにいるとは思ってもみなかった。
ゆうに200人はいるだろうか。

老若男女、果てはアイルーまでもが同じテーブルに座っている。
一言で言うとガラが悪そうだ。

村人の『もしかして…?』という視線がちくりちくりと伝わってくる。

新米のケーンにこんな場所で自己紹介なんてしたことがなかった。

ケーンが心の中でどうするかあれこれ考えていると、後ろに立っていたクリスがケーンの前にでた。

「おい、クリスちゃんよ、もしかしてそいつが…」

そばにいた男が聞いてきた。

「えぇ、そうです!この人こそ、我がポッケ村にやってきた凄腕ハンター、ケーンさんです!」

なぜか自信満々でいいはなった。

クリスの一言で集会場がしんとなったが、一人の男が
「よく来た!我れらがポッケ村に!」
と高らかに言うと、
ワアッと歓声が上がった。

村人がドワッとケーンの元にやってきた。

「いやぁ、ホントによく来てくれたね。」

「思ってたより全然若いな。」

「なんだが弱そうだニャ。」

「あらまあ、かわいいこだこと。」


様々な言葉を浴びせられたがケーンは回りがうるさすぎて殆んど耳に入って来なかった。

完全に自己紹介のタイミングを失った。

ケーンはどうすることもできずに、ぎこちない笑みをうかべてこの場をしのごうとした。

「はいはい!ちょっとみんな下がってくださいっ」

クリスが村人とケーンの間に入ってきて手で制止した。

「ほら、ケーンさんは長旅だったから疲れてるんですよっ、話はまた明日だってできるでしょ。皆さん元の席にもどった、もどった。」

と村人たちからケーンを救出した。

村人たちは渋々と席に戻っていった。

が、席に戻って五分とたたないうちに各々会話を始めて、さっきの騒ぎに戻った。

「ふうっ」

クリスが額の汗をぬぐうようなふりをした。

「さぁケーンさん、あなたの家が用意してありますよ。もちろん見に行きますよねっ。」

正直ケーンはこの集会場に興味があったが、疲れてるのは感じたので、クリスの申し出を受け入れた。

「わかりました、こっちですよ。」

二人は集会場を後にした。



「こちらですよっ」
ケーンの家は、集会場からそう遠くなく、五分くらいでついた。

木製の一階建てで、ギルドスクールにいたときの煉瓦の寮よりはおとるものの、木ならではの温もりを感じられた。

中に入ると、暖炉がパチパチと軽快な音をたてて燃えていた。

奥に入ってみるとそこにはやたら広いキッチンがあった。
とてもケーン一人で使うようなキッチンではなかったが、別に文句を言うことでもないのでなにも言わずにいた。

「へぇ、いいとこだな。」

ケーンは素直に感想を述べた。

「でしょ?この家、前にいたハンターさんが建てたんですよ。だからハンターさんにはぴったりの造り方になってると思うんですよ。」

クリスは満足げにそう言って左の方を指差した。

そこには棚があった。ケーンには大体の察しはついた。

「これは武器をいれる棚?」

「えぇ、そうですっ。」
この家がハンターが造ったというのもうなずけるほど、その棚はかなり大きかった。

ケーンはすぐにでも開けようとしたが、クリスに色々聞かれても面倒なので後で一人で見ることにした。


「ありがとう、クリス。なにからなにまで…」
「いいんですよ。」

クリスが笑顔で答えた。

「新しいハンターさんのために色々教えるのがわたしの仕事ですし。それに…凄腕ハンターって聞いたから、ちょっと仲良くなりたいなぁみたいな…なんてっ」

クリスがちょっと恥ずかしそうに笑った。
自分にが本当に凄腕ハンターなら、このクリスのさりげないアピールはとても嬉しかったことだろう。
だが、完全に新米なケーンには、なんだか騙しているような気持ちがして、かなり微妙な感じだった。

「あ、じゃあわたし、今日はこれで失礼しますねっ。」
気恥ずかしくなったのか、クリスが急に踵を返して帰ろうとした。

「あっ…クリス。」

ケーンは走っていこうとするクリスを呼び止めて言った。

「また、明日もたのむよ。この村のことよくわからないからさ…」

クリスは顔をパッと明るくさせて、
「はいっ!また明日の朝、起こしにきますねっ」
と、言った。

「うん、よろしくたのむよ。」

ケーンは笑顔で返した。

「じゃあ、おやすみなさいっ。」

笑顔でそう言うとクリスはタッタッタと夜の村に戻っていった。

急に辺りが静かになった。

ケーンはちょっと休んだら酒場にこっそりいってみようと思っていたが、色んな物を放り投げてベッドにドサッとたおれこむと、ぐっと疲れが襲ってきた。

そう言えば、今日はろくに休んでいない。

慣れない場所でそうとう疲れていた。

窓の外を見てみると、大きな月がとても綺麗だった。

その弓のような月を見ているうちになんだかとてもまどろんできた。

そよそよと吹く夜風がとても気持ちがいい。

ケーンは心地よい夜のそよ風とともに、深い眠りについた。



続く~