3/11 骨折10日め

とうとう手術日。当日朝、担当医が足の状態、体調を聞きに来てくれて励ましの言葉をかけてくれながら足にマーカーしてまたあとでねーと去っていきました。絶食絶水が始まっていたのでなにもすることがなくぼーっとしていました。同室の方の食器がカタカタなる音を聞きながら歯磨きをして手術着に着替え9時半に担架に乗って手術室へ運ばれました。もうこの時点で不安と恐怖と何やら分からない感情で半べそ状態。心の中ではドナドナが流れていました。看護師さん達に大丈夫!先生、すんごい人だから!と励まされながら手術室前に到着。名前と生年月日を言い手術前室に入室。入院初日につけてもらったバーコードと名前生年月日が書かれたリストバンド?を確認してスキャンしてから手術室へ入室。厳重に管理されてます。素晴らしいですがこの時の私にはそれすら怖かったです。前日に麻酔科の女医さんに1月に喉を痛めて声帯炎を患って未だに咳だけ残っていると言ったら局所麻酔での手術を提案されました。局所麻酔だけどちゃんと眠らせてくださるとのことでそちらでお願いしました。手術室でまずは点滴の針を刺され担当医から大体3時間ぐらいだよーと軽く話をされ、なんやかんや覚えてませんが腰から薬が打ち込まれブロック注射と腰椎麻酔が入れられました。腰椎麻酔、腰がずん!ずん!と重ーい鈍痛がくる感覚で辛かったです。足はふわふわビリビリ雲の上を歩いてるようななんとも言い表し難い状態でした。そのうち下半身麻酔が完全にかかったのを確認してから手の甲に刺さった点滴から全身麻酔投入。ちょっとだけピリピリしますと言われたのですがちょっとどころかイッッッターーーーって言いたくなるほど痛かったです。これをちょっとと言える人は本当にすごいです。麻酔投入されながら時計の方を指さされ、今何時ですか?と麻酔科医に聞かれそれどころじゃないほど痛いよーと思いながら10時ぴったりですねーなんて話していたのは覚えてますがちゃんと答えられたかは覚えておりません。急に記憶がなくなり次に目が冷めたときには手術前室。驚きでした。え、タイムスリップ?並みの感覚でした。看護師さんにお名前言えますか?あそこに時計があります、今何時かわかりますか?と聞かれ13時ですねと答えてから病室へ。戻ってからもずっと眠くてお水は16時以降に飲めるか判断、とりあえず点滴を入れてもらいぐっすり。16時に起こされてお水を飲む。体温と血圧を計り、家族に無事戻ってきたことを連絡。18時の夕飯も食べれて精神的にも身体的にも疲れすぎて眠気に耐えられず20時には就寝。


手術後から健側にむくみ防止?の機械が取り付けられててそれが地味にうるさくて痛かったです。ブロック注射が効いていたのか全く痛くなくて驚きでした。ずーっとしびれている感覚でした。そのおかげか夜中もぐっすりでした。初手術はおっかなびっくりでした。手術中、某野球選手とお弁当を買いに行って唐揚げを2つ追加して公園でいただきますをする夢を見ましたが食べる前に起きました。残念。もう少し見ていたかった。