どうも、魚の妖精アジヒロです(asianheroの勝手な略)


昨日、僕が住んでいる漁師町の地産地消推進祭り

が開かれたことを昨日のブログでも書きました。


メニューは、沖縄風魚天ぷら!

もずく天ぷら、必殺たらしあぎー(魚のすり身を

揚げる・さつま揚げ風)

魚の出汁で作った魚沖縄そば。魚汁・・・刺し身・・・等など。


いやぁ、どれもつまみ食いばかりして最高でしたよ!



その魚料理が出来るまで、魚を獲った人、料理を作った人、皆に売ってる人(これは僕の役目でした)が

透けて見え、どの方にも感謝出来ました。

美味しい料理をありがとう!漁師の皆さん、美味しい魚をありがとう!

そしてお魚さん!ありがとう!!


そして、これはマジックですが

その感謝の気持ちと一緒に魚を体内に取り入れることで

自分自身への生の感謝に繋がる気がします。


昨日、海人とお祭り後、お酒を飲みながら話していたのですが

海人から「ねぇねぇ、この最近の日本の魚離れどうすれば防げるかな?」

って聞かれたので、アレコレ対策を考えたのですが、

「感謝の気持ちを芽生えさせることじゃないかな」

と答えました。


スーパー等で、パック詰めされている魚を

買って食べますが、もちろん便利で良いのですが、

「感謝の気持ち」

というのが芽生えづらいですね。


そもそも、魚も切り身になっている場合が多いし、肉に至っては原形をとどめていません。


獲っている人は知らない人(輸入物も多いので外国人で有る場合も多い)ですし

調理している人も「その人の為に」調理しているわけではありませんので業務的ですね(当たり前ですが)


売り手も生産者とは無関係であることの方が多いわけですから

レジ後の「ありがとうございました~」もどこか業務的です。


それが当たり前だと思ったら、この野郎!大間違いなんだよ!ということを僕は言いたいんです!!


これが地産地消にしたら驚くほどの違いになります。

まず、獲っている人が身近に感じることができますね。この人を思うと魚を雑に扱うことは絶対できませんね、礼儀的に。

そして作っている人、最近の「バイキングブーム」(こんなの有ったか?)で誰に作ってるかわかりゃしない

料理を量産するのが当たり前になりつつありますが、

本来の料理の有るべき姿は

食べる人のことを想像しながらその人が幸せになれるように作ったものだと思います。


その料理人が目の前で美味しい魚を皆に食べてもらいたくて作りました。


そして売り手は漁師や料理人のその思いを抱えているので、この魚料理の素晴らしさを語ることが出来、

レジ後の「ありがとうございました」も心から言えます。


消費者もこの行程を感じることにより、ありがとうございました、とその料理の向こう側に隠れた思いに

感謝できるのではないでしょうか。



つまり、「料理への感謝」とは生産者側も消費者側もお互いのことを思い、それが伝わりやすくあるべきで、

そして両者とも共通するのは「魚」にたいしての感謝になるのだと思います。


それは突き詰めると自然への感謝、国土への感謝に繋がるお話になります。


そしてそれを体内にしまいこんで、生きて行く。自然の一部として人間がある。

自然の命の犠牲によって成り立っていくという有る種、残酷さ。

そういうのも意識しないといけないと思います。


魚離れは実は、感謝しなくても食材が簡単に並ぶ、合理性を求めた

結果とも言えそうです。


魚に感謝してみましょう。そして食べてみましょう。できれば自分で調理して。

そしたら一段とおいしいですよ。


この一連の流れをストーリーとして人々が共感していれば、優しさが溢れ

皆が嬉しいから自分も嬉しい。みたいなちょっと良い流れが出来そうな気がします。


それを今度産まれてくるわが子に教えてあげたいですなぁ。

子供に「ありがとう」って言わすのは親なら誰しもがやっている教育ですよね。

それがわかりやすければわかりやすいほど良いのは当たりまえですね。

学校でも「気持ちの教育」として教えればいいのに。


話は少し変わってしまうのですが、地産地消は輸送コストやエネルギーの無駄削減もできるので最大なエコ活動だと思います。

誤解を恐れず言いますが、例えば中国からの輸送船で使うエネルギーを少し減らすことが出来れば

皆が頑張って減らそうとしているレジ袋100000000000000000000枚位のエネルギーはあっという間に削減できるのではないでしょうか??


ですのでエコ・エコ言って地球環境に気を使っている人が地元の物を食べてないのは少し欺瞞な気がしますが僕だけですかね?


どうか皆さんも自然への感謝の気持ちを胸に国産国消の推進を!!!

(ちなみに僕は「今」の日本がデフレだからこんな話をしますが、輸入物が必要な時はそういう話をしますので鎖国主義、とかではないですよ)


そして気持ちの教育がこのままでは出来なくなってしまう可能性もあるので絶対に

日本の第一次産業(農業漁業など)

は皆で守りましょう。


日本に生まれて良かったって子を増やしましょう。


(一次産業を守るためには不景気から抜け出す、デフレ脱却=白川総裁征伐になりますね(笑))


やりかたは簡単。日本の食材に感謝しながら美味しくたべること。

(今は国産品は少々高いですが、そこは我慢できる所は我慢しましょう)

これだけです。


僕は国土に感謝しているので気持は幸せに包まれています。


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