10月
朝と夜は暑さも和らぎだんだんと過ごしやすい季節になってきましたね
それでも日中はやはりまだ汗ばむ季節💦
寒暖の差が激しい季節が続きそうなので、皆様も体調崩さずお気を付けくださいませ
さて、今回も千葉県からのブログになります
内房線で姉ヶ崎駅へ
この辺は工業地帯なので特に興味もなく、ほぼ未知の土地なので行ってみました
千葉県市原市
JR姉ヶ崎駅前です
駅名は「姉ヶ崎」ですが、番地の地名は「姉崎」だったりします
昔から呼び方が2つ存在していて、どっちつかずで今まで引き継がれているんだとか
地元民は「姉崎」の方がしっくりくるみたいですね
駅名が「姉ヶ崎」なのでよその人からはそっちの方が知名度がありそうですね
明治時代に「姉崎町」が誕生し、昭和に「市原市」に併合されたようです
散歩開始
いきなり昭和なお店が目を惹きました
昔ながらの家具店
店名のフォントも古い感じが最高でした
地元民御用達の八百屋さん
こちらの店の佇まいも最高でした
最近は「魚屋」「肉屋」「八百屋」などの言葉の使用を特にメディアなどでは禁止する流れになっているそうですね
この言葉に何か差別的意味があるんだとか
な、何で
自分には意味がさっぱりわかりませんw
最近はメディアも変なバイアスがかかっているのか、一般庶民と価値観のズレがかなり出てきているように感じるのは自分だけでしょうか
こちらは地域の鎮守様
八坂神社
祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
左にはご神木大王様の銀杏木があります
雰囲気のいい神社でご利益がありそうな感じでした
海沿いなので、元々は海産物で栄えた地域
塩や味噌なども生産されていたのでしょうか
時折このような蔵造りの建物が見られます
最高です
その他姉ヶ崎には、旧家の佇まいが今でもかなりございました
住んでいる世帯もあれば、業務の倉庫、納屋などに使われているものなど様々です
こういう歴史的建造物の保存を是非、市原市にはお願いしたいものですね
さてお腹もすいていたので、軽く食事でも
と思っていたら、何やら昭和なお店を発見
お食事「ふじ家」さん
老夫婦で営んでいる小さな中華店です
植物に覆われて見えませんが外には「オロチョンラーメン」と書かれていました
なんだか聞いたことあるようなないような、不思議な響きのする言葉に魅了されました
のれんは出ていないので休みかと思いきや、すだれがかかってドアは開いていたので勇気を出してやっているのか声をかけました
お店はやっているとのことで、こちらで遅い昼食をとることに
店内はすっごく昭和なお店でしたw
カラオケのカセットテープもズラリと並んでおり、夜は居酒屋もやっていたような雰囲気が最高でした
せっかくなので気になるオロチョンラーメンとチャーハンを注文
うまいぜ~
ハムが混ざってる子供の頃に食べたことがあったようななかったような、とにかく懐かしい味でした
店内の雰囲気も相まって、昭和にタイムスリップしたかのようなランチタイムを味わえました
お冷も少し砂糖が入れてある(?)甘めの麦茶も最高でした
ちなみに市原市は「市原チャーハン」を名物に町おこししているようです
気になる方は「市原チャーハン」でググってみてくださいw
たくさんの名店が存在しているようです
そしてメインディッシュ
オロチョンラーメン
種類も辛さ控えめ、辛口、大辛があるらしく、勿論大辛を注文
うまいぞ~~~
醬油ベースに豆板醬のようスパイスの風味、豚肉、もやし、ニラなどの具材たっぷり
久しぶりに新感覚のラーメンを味わいました
ニンニク追加も注文できますよ
■■■■■ オロチョンラーメンの歴史 ■■■■■■
そもそも「オロチョン」とはアイヌ語で「勇敢さ」を表す単語らしく味噌ラーメンと共に北海道で生まれた歴史あるメニューなのです
1960年代、関東以西で普及した味噌ラーメンと共にやってきたもので、当時北海道を開拓した方たちが寒い季節を辛いラーメンを食べて乗り切ろうと生み出されたラーメン黎明期から受け継がれてきました
ただ、当時は辛いラーメンは関東ではあまりウケがよくなく、味噌ラーメンの圧倒的人気の陰に潜んで生き残ってきたまさに「ラーメンの裏の歴史」の産物と言えるでしょう
こういう絶滅危惧種的アングラな歴史も自分にとっては最高でした
店主さんの友人が取ってきた栗、茹でた落花生もデザートで頂きました
食堂で食ってきたってよりも、なんだか他人の家でお呼ばれされたような感じでしたw
ここはリピありですねw
ただ入るのには少々勇気がいるかもw
さて散歩を進めると、姉ヶ崎の総鎮守
姉崎神社に辿り着きました
創建は110年だそうで、4世紀から7世紀にかけて多くの古墳群が作られたんだとか
時代は平安時代延喜式にも、その名前を見ることができます
祭神は志那斗弁命(しなとべのみこと)で風の神
あまり聞いたことがない神様ですね
前回木更津市散歩でも見ましたが、やはりヤマトタケル伝説と深い関わりがある神社で妃の弟橘姫を偲んで風の神を祀ったのが始まりなんだとか
芽の輪くぐりも設置されており、さすがは姉ヶ崎の総鎮守といった感じ
芽の輪くぐりの始まりは、スサノオノミコトが貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)に無病息災の為に芽の輪を腰につけるよう教えて、その後幸せに暮らせたことに由来するようです
源頼朝の時代には社前で馬を揃えて必勝祈願をしたことに始まり、流鏑馬の行事も行われるようになったそうです
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1986年には火災に遭い本殿と神木が焼失したらしく、こちらの本殿はその後に再建されたもので、神木は焼け残った芽からまた育て直されているそうですね
社殿を右に抜けると、裏門へ出て青葉台方面へ
こちらのおそらく納屋になっているであろう建物も素晴らしかったです
他に写真に収めたい昭和レトロな建造物がたくさん
イチイチ立ち止まっていたらキリがありませんwww
ということで、今回はこの辺で一旦〆たいと思いますw
さて今回も休日の一コマを切り取ったブログでしたw
皆様も休日くらいは自分の趣味に没頭して美味しいものを食べてリラックスして、明日の仕事への英気を養って欲しいと思います
それでは
\(^o^)/
おわり