6月!
 
 
 
有休を頂いたので、再び釣りにやってきた!
 
祝日のない6月にとっておいて、しかも梅雨入りしている中晴れてよかったです
今回は、少し角度を変えてこちらへやってきた
 
 

 
 
 
 
 
千葉県印西市
木下の方へやってきました
 
「きのした」ではなく、「きおろし」と呼びます
今では北総線の千葉ニュータウン中央や印西牧の原の方が最近の都市開発で発展して目を向けられがちですが、
木下は江戸時代には利根川が主要な産業、観光交通の宿場町としての役割を果たしており当時は最も栄えていたようです
 
 
 
 
 
木下河岸跡
「きおろしがし」と言い、利根川はここ木下で急にカーブして水の流れが緩やかになるので、船の停泊に丁度良い場所だったそうです
産業で木材を船で運び、この場所で降ろして江戸へ運ばれる役目を果たしておりました
江戸時代の干拓で利根川は銚子を伝って太平洋へと流れるようになり、銚子で獲れた魚をここ木下で降ろし江戸へと運んでおりました
うお座
 
観光でいえば、東国三社詣でが江戸では非常に流行り、茨城県の鹿島神宮、息栖神社、千葉県の香取神社へ参詣するための遊覧船もここ木下でよく停泊し宿場町としても発展しました
 
 
ここに来る途中、インドカレーのお持ち帰りできるお店を発見!
これにナンもついていましたw
 
辛かったけど美味しかったですw
ピザ
 
 
JR木下駅
常磐線で我孫子駅から成田へ行く成田線の駅
駅自体は新しくなってはいるものの、やはり駅前はシャッターが閉まってて少し寂しい感じでしたね・・・
ガーン
 
 
川村商店
木下には江戸時代の宿場町としての繁栄から、お土産に煎餅をという名目で煎餅屋さんが数多くあったそうです
現在はだいぶ減りましたが、お店自体は浅草のお店と変わらず老舗の佇まいを醸し出しています
自分も1セット買わせていただきました🍘
 
 
爆  笑ニコニコ
焼きたての香ばしい、素朴な味で大変おいしゅうございました🍘
 
 
なんでも「世界一大きな煎餅」を作ってギネス記録を出したんだとか
びっくり
 
 
赤く染まってどことなく不気味な雰囲気すら感じられる石碑群
 
庚申塔であり、印西市には370体以上もあって重要文化財にも登録されております
造形は天保年間と記載があるのでおよそ1800年台、江戸時代末期でしょうか
 
江戸時代は庚申思想が仏教と習合し最も広まりました
徳川家康の眠る栃木県の日光東照宮にも「見ざる・聞かざる・言わざる」をモチーフとした猿が彫刻されております
あれも庚申信仰の現れです
庚申塔自体は「青面金剛像」、「猿田彦命」、「十一面観音菩薩」、三匹の猿が描かれたもの、出羽三山(湯殿山、月山、羽黒山)の文字が書かれたもの、そして庚申塔の文字だけのものもあります
まあ色々な思想が習合されて生まれた日本特有のものですね
ここは「木下街道」と呼ばれ、木材を行徳へ運搬したことからついたらしく、「鮮魚(なま)街道」という道とも交差し、こちらは銚子で獲れた魚を江戸へ運ぶ道として発展しました
まあ名前の通りですねw
 
 
明治時代に導入したグレゴリオ暦の何年何月何日何曜日以前、日本は年や日にちを干支で表していました
庚申とは干支の「庚」と「申」の事で60日に一度訪れて、「三尸(さんし)」と呼ばれる人間の体の中にいる虫が、自分たちの悪事を天帝に知らせにいくので、人間の寿命を縮められると信じていました
なので「庚申講」という夜に寝ないで過ごすという行事がありました
元々は中国の道教からの思想で江戸時代以前のずっと昔から日本には入ってきています
葛飾区の柴又帝釈天でも数え年庚申の日には縁日として「庚申祭」が開催されます
 
 
 
帰りに、煎餅の生地をおまけでいただいたw
これを網焼きのように醬油などで味付けしながら焼くと、美味しい煎餅が焼きあがります🍘
 
 
しかし、自信がない・・・・・・ ガーン叫び
 
 
 
釣果は結局坊主・・・・・w
今回はチャンネルキャットフィッシュ(よく言われるアメリカナマズ)を実は狙いに行ったのだが・・・
(当たりは2回あったのですが、フックに乗らなかった・・・えーん)
 
 
 
まあ釣れなくても、利根川や手賀川、下手賀沼の雰囲気を感じながら歴史探訪も楽しめたので満足です!うお座
釣りと歴史探訪ダブルで楽しむ人って、日本広しといえど、わたしだけなのでは・・・? w口笛(と、ちょっとドヤってみるw)
 
 
 
 
 
 
/(^o^)\
終わり!