母娘で行く・秋のパリ
今日の記事はパリの魅力溢れる、芸術家が集まると言われる
「モンマルトルの丘」です。
パリの観光スポットで、こんなのもあるし、あんなところもあるよ。
と母に説明する中で、「絶対に行ってみたい!」と言われてしまったのが
このモンマルトルの丘でした。
・・・ご存知の方はお分かりかと思いますが、ここは高齢者にはあまり向かない場所。
だって、こーんなに急な階段を上らなくてはならないんですもの!
しかも、そもそもメトロでプラットホームから出口にたどり着くまで
とんでもない螺旋階段をぐーるぐる回りながら、地上を目指します。
螺旋階段があることをすっかり忘れていた私。
階段の半ばくらいで、これはまずい!と気が付きました。
実はエレベータもあったのに、母に無駄な体力を使わせてしまった!と後悔。
とはいえ、なんとか登りきって、はあーっと、ひと息ついたら
サクレクール寺院に向かって、さらに坂道を行かなくてはならないということで
ひえーっ!と思いつつ、
あまりにも可愛い小物がたくさん売られているお土産屋さんに
吸い込まれるように入って、店内を物色しながら、歩いてはまた立ち止まりで
再びながーい階段に直面するのです。
私自身も、ここまで階段を上るようなスポットだということを忘れていたのは事実です。
ですが、いずれにしても「芸術家の集まる街」と言われるモンマルトル。
母が行かずにパリを後にできるとはとても思えませんでしたので
分かっていて苦労するも、分からずに行って苦労するも、同じことか。と。(笑)。
階段全て上りきったところで、似顔絵を描きたい画家さんたちが
一生懸命営業してきます(笑)。
日本人と見たら、押し切れ。(`×´)
というルールでもあるかのように、皆さんすごーく強引な勧誘。
「ボクはキムラ・タクヤの似顔絵を描いた」と自慢してくる画家さんや
「本当は40ユーロだけど、特別30ユーロでいいよ」と
聞いてもいないのにオマケしてくる画家さんも。
それを見ているだけでも、面白いといえば面白いところです。
私はぼったくりでも、なんでも、もし母が
記念に似顔絵描いて欲しいな。と思ったのなら
お金を出してもいい、と思っていました。
彼女のための旅ですからね^^
でも、意外と冷めた目で見ていたらしく、「似顔絵欲しい?」と聞くも
モデルをしている人は誇らしげに立ち、画家も本業は勧誘ではないので(笑)
ようやく本来の似顔絵を描くことが出来て、満足そうに見えます^^
自分の似顔絵は手に入らなくても、モンマルトルの画家たちを見るだけで
結構お腹いっぱいになることはなりますね。
とにかくお土産屋さんがいっぱいあるモンマルトル。
ギャラリーラファイエやモノプリなどのパリ中心部で売っていたものと
同じものもここでたくさん見かけました。
お値段、やっぱり違うんですよ!
モンマルトルが1ユーロくらい安い感じ。
だからって予定外でわざわざモンマルトルに来る必要はないと
感じる方は多いかもしれませんが、どうせモンマルトルに来る予定の方なら
お土産はここで物色してからでも、遅くはないと思いました。
ベタなエッフェル塔の絵が着いたTシャツのようなお土産もありますが
洗練された感じの小物やステーショナリー、「あ、素敵!」と
思えるようなお土産が発掘できるはず。
ここで購入したお土産も、後日記事にしたいと思っています♪
ちなみにサクレクール寺院は外観を見るだけとし、登りませんでした。
さすがにこれ以上はダメかなーと。
それでも下り階段はちゃんと来た道と同じように降りましたので
かなり体力を使った日だったことは間違いないと思います。
そんなことも、今となっては良き思い出です!