今一番注目の川沿いホテル、The Siamのご紹介、


これから詳しくさせていただきたいと思います。



白い壁に緑が鮮やかな風の吹き抜けるロビー。



モダンでありながら歴史を感じさせるコロニアル調な雰囲気も併せ持った空間です。




恋するタイランド~灼熱のバンコク日記~



高い天井、いたるところで出会うフラワーアレンジメント。


そしてアンティークな家具たち。



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レセプションも古き良きアジアを思わせる温か味のある雰囲気が素敵です。


チェックインは客室で行われますので、レセプションは拝見させていただくのみ。



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このホテルはSukosol(スコソン)ファミリーというタイ資産家がオーナー。


カマラ・スコソンはこのホテルのオーナーで、すでにバンコクで数箇所の


ホテル経営をしているミセスです。



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・・・実はホテルに着いてすぐ、そのカマラ氏ともホテル内で遭遇しました!


(例によって私は分からないのですが、夫はメディアなどで良く知っていた模様)



上品な感じの、まだまだはつらつとした感じの高齢女性でした。


カマラ氏はアンティークを集めるのが趣味で、彼女のコレクションが体現されたのが


このホテル、というわけ。



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どおりで、普通のホテルとは思えない希少価値なアンティークが


本当に山のように!飾られているんですね。



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ホテルに到着すると、通常はロビーの写真を少し撮ったら、


客室に移動するのを楽しみにすることが多いのですが


今回ほど客室にたどり着く前にシャッターを切ったことはないです(笑)。




これから徐々にご紹介していきますが、時代を感じさせるアンティークが


ザクザクの宝の山、まるで博物館のように、ホテル中に散りばめられています。



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このホテルが出来る前、ここの敷地にはシーフードレストランがあったのだそうです。


もともとカマラさんの土地だったので、レストランのリース契約が終わる2005年、


ファミリーは「これからここで何をしようか」と話し合ったとか。



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カマラさんの息子さんはクリスという名で、ハーフの歌手です。


(カマラさんは欧米人と国際結婚されたそう)


そのクリスが「せっかくの川沿い、ベストロケーションでホテルをやったら?」とお母様へ提案。


それから約7年後に、ビルベンズリーの建築デザインの力も借りて


ついにこのホテルが完成したのが去年というわけです。


このホテル建設エピソードは客室ガイドに書いてありました。


読んでいて感慨深いものがありました。



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せっかくホテルを経営するなら、特別なものに。


そんな想いが強く伝わってくるホテルです。


ただラグジュアリーなだけではなく、タイの歴史を感じる空間。


高級ホテルの枠を超え、ホテルの中を歩くだけでも楽しいような場所なのです。



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それにしてもホテル内のアンティークや展示物が


全てカマラ氏のコレクション、というところが本当にすごく、


タイの資産家パワーを身に沁みて感じるホテルでもあります。


ブログではその凄さ、ご紹介しきれません!


そもそもカマラ氏のお父様がタイに米ジェネラル・エレクトリック社の製品と


日本のマツダ車を単独輸入していたディストリビューターだったそう。


まだタイが貿易に目覚める前に、西洋の文化を紹介した人物ということです。




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タイで初めて見ました!座れるエレベーター。


高齢のカマラ氏のために用意された?とも言われるゲスト・エレベーターです。




それでは滞在した客室のある3階へ移動してみましょう。





続く。