今回、祖母のバンコク訪問で一番気にしていたのが、
歩く観光をどうするか、ということ。
とくに外で炎天下、陽射しを浴びながら歩くのは、
高齢者じゃなくても結構シンドイもの。
休み休み、水分補給しながら、日傘をさすのは
バンコクの歩く観光においては基本中の基本ですが
100歳とあれば、それだけで大丈夫なの(><;)?となるわけです。
そこで考えたのが、車椅子の手配。
デパートやショッピングモールなら、
カスタマーサービスが用意してくれるところも多いのですが
寺院見学の際、車椅子のサービスについては聞いたことがない、ということ。
そして、これがものすごく重要なファクターであれば、
数日の短期滞在ではあっても
車椅子を購入しようかとも思ったほど。
(バンコクの薬局では一番シンプルなもので、2500バーツ前後で販売ありです)
・・・しかし、普段も特に車椅子生活をしていない祖母なので
「そんなの、乗らんヽ(`Д´)ノ!」なんて一蹴されてしまったら無駄になってしまう。
そこで、病院で車椅子のレンタルがないか調べてみました。
そうしたら、いつも利用しているバムルンが一日200バーツで借りられることが判明!
滞在中、一部だけ借りるのもあり、で、これはいいと思いました。
(ただし預金12,000バーツが必要)
というわけで、祖母がバンコクに到着した日に、
車椅子のレンタルについて持ちかけてみたのです。
空港内はおとなしくタイ航空が用意した車椅子に座っていたということなので、
「明日はエメラルド寺院だよ、疲れるかもしれないから、車椅子借りる?」
実際に、この日は寺院以外ではほとんど歩くこともなかったので、
車椅子を用意した・したで、
バリアーフリーじゃないところ(が多いわけですが、タイは・・・)は
持ち上げたり、迂回したり、いろいろ大変は大変なのです。
しかし、祖母が念のため車椅子、用意して!と言うのなら、
喜んでレンタルしようと思っていたのに・・・。
本当に頭がさがります。m(_ _ )m
お水のペットボトル、日傘、帽子、などなど完備で寺院をめぐりました。
季節がらか、とっても混んでいて、タイ人はもちろん、中国語やフランス語の
ガイドさんの案内もそこらじゅうで聞こえてきました。
ここにくると、タイだな~!!と在住者でも実感できる観光スポット。
何度訪れても(暑くて大変ではありますが)楽しめます。
祖母はロングスカートを持参していなかったということで、
私のヴィヴィアン・タムの赤いスカートを着用。
ズボンでお参りする人もいますが、正式には女性はロングスカートなのだそう。
100歳にはどう見ても派手なデザインですが、
まったく気にせず履くところ・・・!(´∀`)
天晴れ 祖母らしいデス。
私たちも寝てしまったミーナをベビーカーに入れて、お散歩♪
確かに祖母にとっては歩く距離は長かったかもしれません。
でも、途中休みながらでしたので、問題なくクリアできました。
また彼女も兵隊さんと写真を撮ったり、楽しんでいて
疲れも吹っ飛んでしまったようでした!
元気のモトは、やっぱり『楽しさ』なのかもしれませんね。
自分が好きなことをしているときは、疲れも感じないというか。
さて、この後は・・・川沿いエリアへの移動でした。
せっかくのバンコク、チャオプラヤー川近辺は外せないスポットでしょう。
ここでディナーも予定していました。
『祖母100歳のタイ旅行記』、まだまだ続きます☆
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