年末旅行から戻ってきて、お正月に一番びっくり
ニュースだったのが
浜崎あゆみ、オーストリアの俳優と結婚
！！
馴れ初めはプライベートビデオで夫婦役を演じたのがきっかけ。
元共演者、という職場での出会いパターンですね。
しかも出会い・交際から比較的短い期間を経てのスピード婚です。
そして今、この彼女の結婚が「釣り合い取れてない！」
「なんで外国人？」「焦ったの？」「すぐに別れそう」など、
ちまたを少々にぎわしているようです。
確かに多くの人にとって、いろいろな意味において
衝撃的なニュースだったということだと思います。
これらのコメントを代表するかのように、朝の情報番組「とくダネ！」の小倉さんは
「なに、日本のトップスターを、駆け出しの外国人俳優にとられたの？」
というようなコメントしたそうです。
でも、小倉さん・・・
日本で浜崎あゆみと同じくらい・もしくはそれ以上に有名で、
しかも人気のある外国人俳優でないと釣り合いが取れない、というのであれば、
たとえば、トム・クルーズとか、ジョニー・デップとかがお相手だったら
むしろ浜崎さんより「格上」で、素晴らしい！よくやった！
彼になら嫁に出せる！？となるのでしょうか。ヽ(;´ω｀)ノ
特に今回の話が巷をにぎわせるのには複数の理由があると思います。
まず、スピード婚に対する嫌悪感を持つ人は
ちゃんと長いこと付き合ってからの結婚なら続きそうだけど、
即決！みたいな結婚は続かないことが多いよ！・・・という点で疑問を持つのでしょう。
そして、相手が外国人である点が気になる人は
ちゃんとコミュニケーション取れるの？とか、相手の国の文化や
義理の家族等の理解や合意、お互い本当にすべてOKなの？
という点も見逃せないポイントなのでしょう。
さらに相手の社会的地位が問題だと思う人なら
知名度・収入・人気ともに浜崎さんと同等か、格上の職業・立場の人でないと
女性上位では、のちのち、まずいのではないの？と感じ、
この相手は、今の時点で格上とは言えなさそうだし・・・？という懸念を持つかもしれません。
確かに有名人の結婚ですから、たとえ結婚がプライベートライフそのものだとしても
周囲から野次が飛んできてしまうのは仕方のないこと。
これらの３つのポイントも、過去の芸能人の結婚・離婚トレンドからしても
（もっといえば、一般人の結婚・離婚も含めて）実は一理あることも、確かです。
これだけ「？？？」が揃った結婚、うまくいくの？と多くの人が首をかしげている
ということは理解できなくもありません。
けれど、以前も別の話題で書いたことがありますが、
たとえ有名人のそれであっても、やっぱり結婚は個人的なものだと思うのです。
それは「通常○○でしょう」、という統計や傾向などからは計り知れないのが
人と人との結びつきであり、縁だからです。
この人と結婚したい！と思い、それを実現するのは当人たちの仕事です。
他人がとやかく言うことではないと思います。
またどんなに周りから「うまくいかないよ、別れそうじゃない？」などといわれても、
うまくいくか・いかないかは、結婚した時点では誰にも分からないもの。
そして結婚生活を継続していく努力をするのは、
周囲の人ではなく、当人同士が取り組むことですよね。
なぜ、浜崎あゆみは国際結婚を選んだのか。
周りがいくらああだからでは？いや、こうだからでは？などと
その理由を推測しても、これも実はご本人にしか、分からないことです。
たとえば当人同士が感じている
フィーリングやパートナーとしての相性
のようなものは
周りからは理解されないことが多いですし、逆に、周りの人々は
結婚の一般的な条件（釣り合いがどうのこうの、とか）ばかりに目が行くものです。
私は個人的には、事情はどうであれ、ぜひ幸せになって欲しいと思います。
これですぐに別れてしまうと、浜崎あゆみの知名度だけに
やっぱり、国際結婚はうまくいかないんだね！と
一部の人の頭の中に、残念ながら、刷り込まれていく可能性もあります。
「お互い忙しく、すれ違いが続いてしまいました。お互いにとって一番いい形について
話し合った結果、別々の道を歩むことになりました。でも、今でも尊敬している友人です。
彼と結婚したことは後悔していません。感謝しています。」
などという、非常にありがちなマスコミへのファックスなどは送らないで欲しいのです。
結婚は、カップルごと、結婚ごとに違うものです。
それでも有名人・芸能人の結婚が周囲に影響を与えてしまうのも事実だと思います。
逆に言えば、この出来事を通して、
日本社会においての国際結婚のイメージが試される機会でもあるのです。
さらには歌手・浜崎あゆみとして、
国際結婚の素晴らしさや難しさも、自分の体験を通して紹介していくくらいのことを、
彼女なら大いに貢献できる立場にあるのです。
国際結婚の皆さん、またそうではない皆さんも
このニュース、どう受け止めましたでしょうか？
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