昨日、職場復帰後の育児パターンのことを書きました。
その時も実感したことですが、今の私の育児の秘訣は大きく分けて2つ。
一つは、「母が日本から来ている」こと、そして「職場の近くに住んでいること」
この2つが揃って初めて、最も快適な形で、産後3ヶ月で職場復帰ができました。
「最も快適な形」というのがポイントで、必ずしもこうでなければ復帰できなかった
というわけではないと思います。
まず、母が来るか来ないかについてですが、必須というよりはベターな選択肢。
ベビーシッターや託児所という選択肢もなかったわけではありません。
タイではベビーシッター(ナニー)は山のようにいます・・・。しかも安価。
それでも、母にミーナを任せることのメリットは捨てがたく、
何をどうしてほしいのか、伝える際も最も誤解の少ないのが母ではないかと
思いました。ただし、母自身がタイに住みたくなければ、これも無理な話。
幸い、タイ料理が好きで、暖かいところに住みたいとずっと思っていたらしいので、
孫のお世話もやりたいし、ちょうどよかったみたいです。
それでも長期滞在になってきますと、ビザも必要ですし
母がこちらで住むためのいろいろな用意も必要でしたから、
簡単にアレンジできたわけではないんです。夫も全面的に協力してくれて
いろいろな下準備のもと、母の来日は実現したのです。
これらが面倒だ、時間がない、ということであれば、現地タイ人の
ベビーシッターを雇ったりするか、平日昼間のみの託児所に預けるか
(といっても3ヶ月では預けられないことが多い)しかなかったと思います。
そして「職場の近くに住む」かどうかも、これまた必須ではないと思います。
ただ、昼間にミーナに会って様子を見ること、授乳できることのメリットは
非常に大きいです。何かあれば母からの電話があるから、といっても
実際に職場が家から遠い場合は、何かあってもすぐには何もできないので・・・。
これまでに「何か」があったことはないのですが、念のため、の処置です。
もともとは妊娠中に通勤が面倒・大変ということで始めたことですが
育児にも本当に役立つ、職場近く居住。実はこのアイディアを得たのは
勝間和代さんです。彼女も外資系金融に勤務していた頃、赤坂で職場の隣に
住んでいた、と、彼女の運営サイト「ムギ畑」に書いてありました。
お嬢さんが3人もいて、超多忙なアナリストの仕事をしていて、
(たしかバツ2?で)だんなさんの協力とかもないわけで、
職場の近くに住んでて良かった!みたいなことが。
それを読んだとき、私はまだ東京にいて、結婚前。
「え?職場の近く?なんかすぐ呼び出されそう。(´д`lll) 」とか
「常に会社のことが頭にあって、気が休まらなそう(>_<)」とか思っていましたが
妊娠も育児もそれどころではないので、今となってはほんとにいい決断をしたな、と。
ワーキング・マザーのカリスマ!勝間さん、ありがとう☆(^-^)/
でもですね、必ずしも自分の会社の隣にマンションとか住むところがあるかは
別の話だと思うんです。あれば、もちろん住める可能性は出てくるけど、ちゃんと
希望に合った部屋が空いてるかとか、家賃どうなの、とかいろいろあるわけです。
うちもすでに購入済のコンドミニアムが別にあるわけなので、そっちの方も
キープしつつ、たまにメンテナンスしに帰ったり、いろいろ。ま、お金はかかります。
また、以前の職場は東京・丸の内。これじゃ、隣に住もうって思っても、
周りはビルしかない・・・。
ホテルだって徒歩10分以上かかる丸の内ホテルかパレスホテルがあるくらいで
まさか1年とかホテルに滞在しちゃうのもなんか違うし。
ということで、たまたま私の今のバンコクでの職場がオフィス街であると同時に
住宅エリアでもあることが、職場の隣に住むことを実現できた理由です。
夫の職場も近くなったというのも決め手になりました。
そういう意味では、運が良かった!と思います。
これからも育児のいろんな段階に差し掛かるたびに、私たちの生活は
変遷を余儀なくされていくのだと思います。その度に何が重要なのか
そしてベストな選択をしていけるように・・・、いや逆に柔軟に対応したい!と思います。
不確定要素は多いですが、その度に悲観することなく、
何よりも変化を楽しむことが秘訣かな、と思っています。
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