かかりつけ病院のマタニティ関係の講座ですが、これまでタイ語・英語と
それぞれ参加してきており、この度、「日本語バージョンもあります、」と
病院からのお知らせを受けたので、念のために参加してきました。
どの言語で受講しても内容が同じ・・・であれば、確かにどれかを受ければ
いいのですけど、やっぱり・・・というべきか、内容は同じではなかったのですよね。
というのも、妊婦さんの大多数はタイ人ですので、タイ語の講座では週末・大部屋で、
休憩時間に業者の販促があったり、妊婦マッサージの実践があったり、
一番規模は大きかったです。それに比べて英語の講座は平日の夕方。
これ、仕事のある人は参加しにくいパターン。タイ語の講座に比べてこじんまりして
いるから(10人弱?)質問もしやすいといえば、しやすいけど、
プレゼン資料はタイ語とほとんど変わらないのに、解説の部分は手短?な印象でした。
そして業者の販促はないので、サンプルなども特に出ず。
と、ここへきて日本語版はどうだったかというと、タイ語・英語のプレゼンの日本語版
プラス、日本人専用のガイドがあって、これがとっても良かったです。
いわゆる日本で言うところの○○は、タイではこうなっている、こう言われるとか
呼吸法や授乳のコツなんかもタイ語・英語の講座より、よっぽど詳しくて、
もうすでに全て網羅してると思ってたのに、新しく学んだことが結構ありました☆
英語の方に出ていた日本人の方たちはたぶんタイ語の方にも日本語にも
出ないとしたら、ちょっとお気の毒な感じ。
とくに今回は週末なのに、日本人限定だからか、参加者が私たち含めて
2カップルしかいなくて、個人的な質問も、し放題でした。
この病院で検診した日本人の妊婦さんへのメール一斉送信があったようなので
かなりの人数集まっちゃうのかと思いましたが、皆さん都合が悪かったのかな?
夫は日本語だからほどんとわからなかったと思いますけど、私も
同時通訳と仮していろいろと説明し。そんな状態の夫でも
いや、日本語の講座に出てよかった(^-^)/!というくらい。
で、どんな質問をしたかといえば、素朴なギモン、細かい質問ばかり
だったのですが、日本人のドクターが懇切丁寧に教えてくださいました。
例えば、
1.産褥ショーツについて
Q: 日本の病院では産褥ショーツが入院時の必須持参アイテムになっているものの
タイでは販売されていないようだが、どうすべきか?
A: 病院で使い捨てタイプのショーツが出るので、産褥ショーツは不要。
日本の病院で必須になっているのは、患者さん自身の都合より、医療機関側が、
産褥ショーツを持参してもらった方がやりやすいという部分もあるため、必須に
なっているともいえる。
2.タイでのオムツについて
Q: タイは日本と違って年中暑い。紙にすべきか、布にすべきか、アドバイスはある?
A: どちらかにこだわる必要はないが、赤ちゃんはかなり汗っかきなので、
取り替える頻度は考えた方がいい。時には何もつけずに家の中で過ごすのもあり。
日中、家では布、夜と外出時は紙、など使い分けもするといいかも。
3.新生児の黄疸について
Q: 新生児の黄疸は両親の血液型が違うと起こりやすいと聞いたが、本当か?
A: 両親の血液型が同じ新生児より起こる確率は高いかもしれないが、だからといって
全ての赤ちゃんに起こるわけでもない。よく日光を浴びると直ることがほとんど。
4.母乳育児について
Q: 母乳がよく出るためのお薦めの食べもの等は?
A: まずよく水分をとること。水分が不足すると母乳が出なくなることが。
また洋菓子の生クリーム等を食べて、見事に詰まって出が悪くなった人も。
5.うつぶせ寝について
Q: 頭の後ろの形を気にして、うつぶせ寝がいいと言う人がいる話を聞いたが、
窒息の心配などはないのか?
A: 一時期は日本でもうつぶせ寝が流行ったことがあるが、新生児の頃で
特にちゃんと誰かがモニターしていない場合は、あまりおすすめできない。
赤ちゃんが動けるようになって、自分でうつぶせになるような頃は、さほど
心配はないが、それまでは窒息の可能性も無視できない。
などなど。 (注:あくまで、私が通っている病院で、かつ現時点でのドクター
アドバイスでしたので、どこでも誰にでも当てはまるかは分かりませんので
よろしくお願いしますね。)
ともかく3ヶ国語の講座に全て出て、言語別の資料も入手し、マッサージ実践や
業者のサンプリングもあり、それぞれ出産に対する考え方や習慣の違いも
学べたかな?と思います。ほんとはどの言語の講座でも同じスタンダードであれば
平等なのだと思いますが、やっぱり参加人数の違いなどから、無理な場合が
多いのでしょうね。私にとっては海外での初めての出産。念には念を!で
今となっては、全て参加できて良かったと思います。
出産も本番に近いですが、産後すぐのベイビーのお世話!こっちの方が
大変かもしれません。お産は痛くても、死にそうでも何でも、ともかく乗り切って
産むしかないわけです。肝心なのはその後のベイビーとのやりとり!
今からいろいろ勉強して、それでも実際は慌てることもあるんでしょうけどね。
頑張るのみ☆
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