空港封鎖で帰国できなくなった旅行者たちには
タイ政府からホテル代などの旅費の弁償と、
市内観光やお土産代としてお小遣い2000バーツが支給されているそうです。
タイの政府って寛容なのね・・・と思ったら、ちょっと違うんですね。
要するに税金でまかなっているわけで、市民の労働がこういう形で
観光客に還元されてしまったということらしいです。
今は私もタイで働く者として税金を納めている立場。
うーん、税金の遣い道はよく考えて欲しいものです。
そもそも市民団体が空港でデモを起こし、その影響で
足止めになった観光客が政府から税金を源泉として手当てを受け取る・・・
お金はどうしたってまわりまわっていくものですが、
なんだか悪循環のように感じています。
それにしたって旅行者にとっては、お小遣いなんかもらったって、
なんの助けにもならないかもしれません。予定どおりに帰国できずに、
仕事やプライベートで大きな問題が起こってしまった人だって
いるかもしれませんし、運命が狂っちゃった人もいるかもしれません。
例えば、私もかつて遠距離恋愛をしていて、バンコク滞在中に
こんなことになったら、空港封鎖が解除されても帰国したくなくて
住み着いちゃっていたかもしれないのです・・・。