アフターダーク

アフターダーク

背中の影が延び切るその合間に逃げる

剥がれおちた羽にも気付かずに飛ぶ

街角　甘い匂い　流涎

遠く向こうから

何処かで聞いたような鳴き声

夜風が運ぶ淡い希望を乗せて

何処まで行けるか

それを拒むように世界は揺れてすべてを奪い去る

夢なら覚めた

だけど僕らはまだ何もしていない

進め

真昼の怠惰を断ち切るような素振りで浮かぶ

生まれ落ちた雲まで見下ろすように飛ぶ

街角　血の匂い　流線

遠く向こうから

何処かで聞いたような泣き声

ドロドロ流れる深く赤い月が現れて振られる采

出鱈目な日々を断ち切りたい

何食わぬ顔で終わらぬように

夜風か運ぶ淡い希望乗せて

何処まで行けるか

それを拒むように世界は揺れて全てを奪い去る

夢なら覚めた

だけど僕らはまだ何もしていない

進め

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背中の～飛ぶまで

今の現実から逃げている様子かな。

ただ、淡々と日々を過ごしている感じ？？

最初背中の影って羽のことだと思ってたんだけど、なんとなく私は羽って希望みたいなイメージがあるのでよくわから無いですね。

ＰＶでは羽が生えてきてどうしよう？？

みたいだったので、やっぱりわずらわしいもの(影）としたのでしょか？？

背中の影が延び切るその合間に逃げる・・・は能力を発揮する前に挫折するってことかな？

剥がれ落ちた羽にも気づかずに飛ぶ・・・は栄光の陰にほころびてしまったものをあらわしているのかな？？

街角～鳴き声

これ難しいね。

ちなみに流涎（りゅうせん）って言う言葉の意味を調べてみたら「食欲を催して、よだれを流すこと。また、うらやましがって物を欲しがること」みたいです。

街角　甘い匂い　流涎なので食欲で涎が出るってことかな？

何処かで聞いたような鳴き声(コレは動物ということですよね)・・・とはジャケにある鶏のことでしょうか。

アフターダークは直訳で「暗闇の後」ということだと思うから夜明けでしょうか。

ワールドワールドワールドは夜明けの（直前？）からだんだんと時間が過ぎて行ってるからたぶん。

追記～

後藤さんがアフターダークについて話しているのを聴く機会がありました。

アフターダークは「日の沈んだ後」という意味らしいので、夜の歌という事でした。

ジャケットが夜明けっぽいけど・・・と言うことでしたので訂正します。

それと、この歌詞は宮沢賢治の「よだかの星」 をモチーフに作っているらしいです。

サビ

夜風が運ぶ淡い希望＝夜、淡い希望。とは夢をみているまだ始まる前をイメージしました。

それを拒むように世界は揺れてすべてを奪い去る・・・障害や、うまく行かない社会かな。

夢なら覚めただけど僕らはまだ何もしていない・・・朝になって(現実を知って）でもまだ何も始めていない。

後藤さんが、

いつも今がスタート地点時間は不可逆ですよね。一秒だって、戻ることはないのです。そう考えると、いつだってこれから何をするのかが大切だなと、私は思います。だから、「現在」というこの地点に立てば、いつだって私は「まだ何もしていない状態」

と日記に書いていたので引用。

真昼の～飛ぶ

やる気になって飛んでみる(広い視野）っていうのを１番と韻をふむ感じにしてるみたい。

街角～泣き声

現代社会に起こる悲惨な事件のことかな。

何処かで聞いたような泣き声(コレは人だもんね)は身近に起きうるかもしれないということでしょうか。

ドロドロ流れる～終わらぬように

これむずかしい・・・・よくわからないなぁ。

音楽の感じからも葛藤のようなもの？

天使と悪魔。

自分の悪の部分、もしくは弱い自分との。

２パートに分かれて、わざとリズムを合わせない気持ちよくは無いサウンドを鳴らしているみたい。

で、サビになる直前に力強く合わさるのできっと葛藤を吹っ切って爽快な気持ちでサビに入るのでは？？

サビ

後藤さんが好きだという前向きな言葉

「進め」

勇気をもらえた気がします。

思ったんだけど、コレは日常生活にも当てはまるし、もしかしたら、後藤さんが世界のために何をするのか考えて作った曲なのでは？？

とかも思ってしまった。

スケールを大きくすると。

ワールドワールドワールドは「反戦や平和」がテーマなのではと思ったので。

追記。

歌詞をじっくりと考えているうちにアフターダークは呼びかけているような気がしてきました。

心の闇を抱えて社会から逃避している人へ。

そういったらおおげさなのかもしれないけど、そんな風に感じました。

進め！って。

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アフターダーク大好きです。

確実に私の環境に影響を与えてくれた曲です。

私の大切な人に、未来への１歩を踏み出す勇気を与えてくれた。

素晴らしい曲をありがとう。