DECADE

DECADE

10年後の自分に10年間の変容を報告するための人体実験ブログ。
必ず、1日も欠かさずUPします。※内容1文字の日もあります。お許しを。

Amebaでブログを始めよう!



本日は、

先日3日ほど毒に侵された、

アップルTVを通して学んだ事から少し。



すっかり毒されたとはいえ、

もちろん内容が面白いものがあればこそ毒されたわけですが、

そんな中でも、

一番面白かったのは、(迂闊にも夜通し見てしまったものは)

何とNHKドラマでした。



最近でこそ、

やれあまちゃんだの何だのと、

評判を聞く様になったNHK制作のドラマですが、

一昔前はその保守的というか無難というか、

国営放送としての限界に屈している様な内容から、

昔ながらの地方の老人の方々が細々と見るもの

といったイメージがあったかと思いますが、

久しぶりに見てみると、

あら不思議、くだらない民放番組を差し置いて、
(そもそも見ていないので、全てがくだらないとは言い切れませんが)

何とも攻めた内容だったのです。



ヘンな話、

エゲつない裏切りや人の死から、

複雑に入り組んだストーリー構成まで、

『いや、それは、おじいちゃんおばあちゃんには分からんorマズいだろう。。』

という内容が多々あり、

良い意味で裏切られた形でした。



おそらくは、

・NHKのドラマはつまらない

・NHKのドラマは刺激が全くない

・NHKのドラマはどれも似たような話ばかり
 ※確かに役者さんは少し固定されておりましたが

といった世間の声を浴び続る中で、

同じ”NHK”という組織の中にも、

絶対にこのイメージを変えてやる!と意気込んでいる人たちがいて、

上記の様なイメージへの反発をエネルギーとしながら、

小さな努力を続けてこられたのでしょう。



このイメージという類のもの、

あるいは世間でブランドと呼ばれているものは、

簡単には人々の中で変わる事はありません。


けれど、

少しずつしか変化しないかわりに、

一度変わるとジワジワと拡大していくのです。



今でこそ、

著名人から私に至まで、

皆が平然とユ○クロを着ていますが、

数年前はとてもじゃないがダサくって着られない時代があった様に、
(別の雇用問題で様々な噂もございますがorz)

NHKのドラマも内容を急に面白くしても、

なかなか定着しなかったけれど、

ここに来て変化が起き始めたのでしょう。



そして、

得てしてこの変化を、

サービスや商品を提供する側が、

肌で感じられた時こそ、

更にクオリティが上がり出すもの。



結果、

今じゃ平然と若者からいつものじいちゃんばあちゃんに至るまで、

『今度のNHKドラマどうよ?』

といつぞやの月9(死語)かの様に、

会話する様になったのではないでしょうか。



この様に、

つまらない

つまらない

つまらない

と言われ続けて、それが嫌で変わる事。



すなわち、

弱い、弱い、弱いと言われるがゆえに、

強くなるという事がこの世にはあると思うのです。