ここで一発逆転‼️
お金を夢見て突き進む
女子たちの物語！
元気をたくさんもらえる
と思うので、紹介させて
いただきます😊
（FX、副業、投資関係の方
はがっかりするので、スルー
してくださいね。）
Ⅰ 月まで行こう
「月まで行こう」
作者:チャン・リュジン
翻訳:バーチ美和
光文社 発行
出版日 ：２０２１年４月１５日
ページ数：３６４ページ
主人公は、大手製菓会社に勤務する
20代後半～30代前半の独身女子。
一番楽しいはずの適齢期なのに、
経済的な余裕はなし、ひなびた
ワンルームの一人暮らし
と、さえない3拍子の揃った
OLの３名。
・定期採用でないために同期がいない
・仕事の業務評価はいつも『無難』
・外見もとりわけ普通、いや、
もしかしたらいけてない系女子かも
まずは、３人の
登場人物の紹介から
・ ウンサン
お金に抜け目のない、
一番のしっかり者。
社内で密かに社員を相手に
雑貨（歯ブラシ、歯磨き）やら
おやつ、カップラーメン等を
販売して小銭を稼ぐ。
（結局は会社にバレてしまう）
抜け目のなさと超現実を
見据える銭ゲバ（失礼！）
アネサン的存在。
・タヘ
常に冷静、常識的で空気も
読める。仕事もそつなくこなし、
無難路線をひたすら歩む
絵に描いたような普通女子。
だけど、今の生活には決して
満足は得ず、将来に漠然と
不安を抱く。
最終的には、恐る恐る
仮想通貨に手を染めて
いく様子に共感を覚えます。
・チソン
おっちょこちょいで、出たとこ
勝負的なタイプ。
現実離れしたところもあり、
やや暴走するタイプ。
最後まで仮想通貨を始める
ことに抵抗を続ける。
★★★
お金は欲しいけどズルを
してはいけない。
仮想通貨は果たして
ズルではないのか？
正当に、真向勝負でお金は
報酬を得るべき。
という、こだわりと、
葛藤に揺れる心情が
そこはかとなく切ない。
大人だけど、社会人だけど
いつまでたっても、
ぎりぎり崖っぷち女子。
毎日、毎日、真面目に
必死で働いて、
遊んだり、
決して贅沢も
していないのに・・・
大手製菓会社とは名前
ばかり…
お給料だけでは、とても
毎月やっていけない・・・
買い物だって常に赤札
か、一番安い物を
選択しているし・・・
いつかは、こだわりの
一品とか、ナチュラル
志向の高級品を私
だってセレクトしたい。
この気持ちは、私の日常でも
あるので、ほんとよく描かれ
てるって激しく共感します！
★★★
偶然とはいえ、イヤ
必然的なのか？
笑いが止まらない程、
ウソのように儲かる
仮想通貨。
ビギナーズラッキーなのか？？
果たして夢なのか？
ウンサンが２人を仮想通貨の
世界へと誘うところから物語が
大きく動き出します。
仮想通貨の価格が日に日に
UP
ダウン
を
繰り返すスピード感に
溢れる展開が、これまた
ハラハラ、ドキドキ！
臨場感にあふれ、
自分もそこへ
あたかも投資して
いるような錯覚と
スリルが・・・
日本でも円が１４０円後半
を推移したり、株価の相場
の乱高下と目が離せない！
金の価格がついに1万円
を突破
（2023年の
相場
ですが・・・）
まだまだ行けるでー
そう、私たち
月まで行こう
リアルすぎる世界感に
グイグイ引き込まれて
しまいます！
この先、３人は大丈夫
なのか？？？
どこに向かうか
一発逆転
を成し遂げるのか⁉️
テンポよくページが進むので
普段、あまり本を読まない人
でも楽しめると思います。
夢を買いましょ、宝くじ～
的な気分を味わいながら
寒い冬を楽しみながら
読んでいただきたい
お話でした
さあ、バラ色の人生を
夢見てくださいね！