ドイツ式フットケアサロン
足のお悩み専門 足足(あしたす)の
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北摂育ちの息子が私の地元へ行くと、
いつもいろんなことに衝撃を受けています。
駅の掲示板に、
ドラッグ、ひったくり、指名手配犯の
ポスターしか貼っていないことに
「どうなってるん、この街！」と驚いています。
(確かに、どうなってるん、この駅。
きっとジャンル分けだと信じている)
公園に、乗り越えられないほどの柵があり
開園時間が決まっていることに
「いや、おかしいやろ。
ほんで柵、高すぎるやん」
と、北摂の公園との違いに愕然としています。
(映画で見る、囚人たちが外遊び？している
柵のある広場みたいなので。
とはいえ、なんばパークスのすぐ近く)
また、私がガードレールっていうんですか、
その内側ではなく外側を普通に歩くと
(というか、子どもの頃から内側は狭いし
汚いから歩かないという認識だった)
なんで外側歩くん、これの意味ないやん。
みんな普通に無視してるけど！と
全力でつっこんでくれます。
あと、これは心底驚いたんですが
「街が臭い」と言うのです。
これは、メキシコのカンクンの空港で、
知り合ったメキシコ人と日本までの帰路を
一緒に過ごすことになったときに
彼女も言っていたのですが
「メキシコシティは、空気が悪かったでしょ？」
って言われたんですが、
行く前からよくそれは目にしていたのですが
まったく感じなかったんです。
息子に
「この臭いやん。わからんの？」と
言われても、全然わからないんですが
26号沿いを歩いているといつも言います。
え、わかります？
浪速区の臭いがわからないから、
メキシコシティの空気も悪さも
わからなかったんだなと思います。
と思いながら、私が中学生の頃に
行っていた学校の近くのパン屋へ案内すると
自動ドア、手動になってもうとるで、(古くて)
パンの棚も年季入ってんなー、なんか昔のパン屋って感じやなー、なんて
懐かしい嬉しい気持ちになりながら
パンを選んで、奥にいる大将に
すいませーん、と声をかけると
思ってたより、
汚いおっさん出てきて
びっくりしました。(こら)
いや、汚い言うたらあかん、
ほんま、普通に家におる部屋着みたいな
伸び切ったTシャツ着てるおっさん。
伸び切り感が、もう、振り切ってる。
ガチで、伸び、切ってる。
もう、普通のおっさん。
友だちの家のおっちゃん。
うちのカワウソ。
(フォローなってへん)
あぁ、このおっさんを久々に見て
(おっさん、は愛のある呼び方です)
驚いてしまう私は、
すっかり北摂の人になったのかしらん、と
思うのでした。
(その後、非常識な人と遭遇して
舌打ち混じりに血の気が多くなるのを
息子に制されたエセ北摂人です)
今回はお休みだったのですが、
次は、私が中学時代の帰り道に
体育の先生に見つかったらグーで
しばかれるの覚悟で買い食いしていた
コロッケ屋に案内しようと思います。
昔よりも人気店になっていて、
あの頃のがんばりが報われた気分です。
(グーで殴られるの覚悟した努力)
私の地元へ来ると、やたらと周りを見たり
私との距離を縮める息子は、
メキシコシティの夜と同じ動きになるのが
ちょっとおもしろいのでした。
(息子的には、同じ危険度らしい)
そして、なんばパークスへ入った瞬間
「うわ！急に、梅田！」
と、胡散臭い街が突如として
都会な顔を出したことに驚いていました。
おもしろい。
地元の案内をして、
これがこうで、と話を聞いてもらうのって
楽しいですね。
また報告します。
この門、低いから意味あるんかな。
私が幼少期に遊んだ公園。
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