ドイツ式フットケアサロン
足のお悩み専門 足足(あしたす)の
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前回の日記でお伝えした、
気付きを得るきっかけになった出来事を
今日は書きます。
先日、あるお店へ行くと
ワンオペ状態というやつでした。
我々以外に、2組ほど並んでいて
混雑しているというほどではないですが
ワンオペなのでバタバタしており、
露骨にイライラする店員さん。
私の態度が、気に食わんかったら
ちょっと量、減らされるんちゃうんかと
さもしいことを思う私なので
(個人の力量で量が左右される食べ物)
ここは、彼女の機嫌を少しでも良くして
量を減らされることは避けたい、むしろ
私の商品は気持ち多めにしたい気分に
させたいと思って、
さもしさ満開で、
笑顔で感じがよく、
店員の手を煩わせない、という
模範的顧客を演じてたんですが
良い人やと思って、乗っかったのか、
さもしさがバレたのか、
さらに悪態になっていったんです。
そしたら、追い打ちをかけるように
どういうわけか後ろにいた少年が
「お水ください!」って言ったんです。
えー!今〜!
おい、やめろ、ばかたれ。
私の努力が台無しやないか!
量を減らされるじゃないか!
(さもしさがひどい)
これは、店員さんの肩を持つんですが
今じゃなくてもってタイミングで
確かにイラッとすると思うんですが
さらに少年が、追い打ちをかけるように
「すいません、これゴミ」
と、飲んだあとの紙コップを渡そうとするんです。
私は、もはや笑いそうになっちゃうんですが、
もう、無言でブチ切れいている様子が
マスク越しにも伝わるすごい空気になってて。
「はぁ?」って全身から溢れてて。
無言で振り返り、
たっぷりと少年を睨みつけていました。
(いや、わかるわかる。わかるよ)
そしてやっと口を開いた店員さんは
少年に対して、もはやタメ口で
嫌味たっぷりな返しをしていて。
お母さんも、びっくりして
「ちょ、ちょっと!こ、こっちにある!」
(自分で捨てれるゴミ箱がある)
と挙動不審になっていて。
なんや、この状況。
きっと彼女は責任感が強くて、
早くしないと!って思ってバタバタして
がんばってくれていたと思うんですが
誰も「早くして」とは言ってないし、
みんな普通に待ってくれている。
だから、ワンオペで忙しいわけやから
彼女も、自分のできる範囲でしか
やらないくていいし、
体制に不満があるなら、会社に言えばいいし、
体制が変わらないなら、
自分も無理して働かなければいい。
辞めるもよし、続けるにしても、
それこそできる範囲のスタンスで働けばいい。
客に八つ当たりしていても、
何も解決しないよな。
「この人、がんばるとこ間違えてるよな」
と思い、帰宅後もなんだか
胸に引っかかっていて、
ああ、そうか、これは
まさに自分と同じだなって気付きました。
我が家でも、家事育児において
同じことが起きていて。
一人でやるには限界があって、
そうなってくると夜や休日に
仕事や家事を回したり、
それでも家事はやりきれなくて
自分がゆっくりする時間を犠牲にしては
萬田はんになる、を繰り返してました。
まさに、その店員さと同じでした。
そこまで求められていないのに、やって、
自分を犠牲にするだけで、
"変わらない自分" でがんばっては、
人のせいにして、イライラして。
これじゃだめだ、と思って
カワウソに、ざっと思いつくだけでも
これだけできない定期的な掃除があることを
リストにしてみました。
それができないと私はストレスになることも
伝えました。
一人でやるには限界なので、
手伝えないのであれば
家事代行サービスを検索したと伝えました。
息子にも、今までやらせていなかったことを
手伝ってもらったり
私の希望を通したいところは通すようにしました。
今まで、カワウソや息子を見て
せっかくゆっくりしてるしなとか、
手伝ってと言って、嫌な顔されたらいややし、
自分でやっていたんですが
(なに、私、めっちゃ優しいやん、
カワウソ、これ読め)
息子に関しては、考えてみれば
いいヤツなんで、普通にやってくれるし
私が喜んだら、すごく嬉しそうだし
カワウソは、嫌な顔をすることもありますが
そこは先日の素敵な夫婦の奥さんのように
かわいく、はできてないかもしれませんが
とにかく切れずに
私とカワウソにあった、
ふざけたお願いの仕方でやっていると
やってくれています。
そして、できないことはしない。
手始めに、洗濯物も畳まず、袋に入れて渡したり。
洗濯物を干すときは、カワウソを呼んだり。
カワウソの家事を代行するときは、
1個、1,000円を請求したり。
(これは前からやっているが、
徹底具合が萬田金融的に強化されました)
まだ始めて少しですが、
"変わらない自分"でがんばることを辞めて、
"自分のスタンスを変えること"にがんばり始めると
少しずつ楽になったように思います。
カワウソも、2週目ですが、
やっちまった、という出来事があれば
前までは、具体策のない”反省してる”ではなく
自ら「今週末は、これをしようと思う」と
言ってくれて、それを大袈裟に喜んでみたり。
けど、実際、自分ががんばって変わろうとして、
変化が見えたわけなんで
体重が減った喜びと似てて嬉しいです。
前までは、自分の頑張り方が間違っていたから
手伝ってもらっても、感謝よりも
「当たり前じゃ」という気持ちの方が
強かったんですが
自分のがんばり方を変えてみると、
そっか、本心から嬉しくなるんですね。
すごい。
あの店員さんのおかげで、
ずっとしんどくて限界に達していたことから
救われました。
嫌な出来事も、何でも意味があるなぁと
改めて感じるのでした。
長々と読んでいただき、
ありがとうございました。
※息子が学校の帰りにたんぽぽで作って
持って帰ってきてくれました。
まだこんなことしてくれるなんて、
かわいすぎて驚いています。
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整形外科にてフットケア外来を担当実績あり。
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