ドイツ式フットケアサロン


足のお悩み専門 足足(あしたす)
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先日、久々に息子をつれて
母親に会いに行きました。


息子と会うのは、かなり久々だったけど
母の家で編み物を見つけた息子が
前からやりたいと言っていたので、
教えてもらうことになりました。


息子に教える母は、

できなくても、何度間違っても、
微塵もイライラせずに優しく繰り返し
息子に教えていました。


息子がなかなかうまくできずにいると、
"おばあちゃん、教えるの下手やなぁ"
と言ったり


わざとらしく持ち上げることはなく、
できたときに純粋に喜んだり。


「じぶん、いつからそんな謙虚な人間に
 なったんや」


と、心からの驚きを口にしながら
こんな人やったんや、と驚きました。



入院時にも看護師さんが
「愛されキャラやもんね〜」言われ、
「愛されキャラなんですか?」と
驚いたことを思い出しました。



今思うと、私が一番知っている時期の母は、


離婚して私を一人で育てるために
肩肘張って、弱みなんて見せる隙がない、

いや、そんな隙が許されないほど
必死に、本当に必死に生きていました。


それでも、愛情深い彼女の隙を見つけて
付け入ってくる人がいては傷ついたり。


少し大人になって、そんな母の将来を心配する
私に必要以上に苛立ちをぶつけたり。


そうか、あれは、人間の本能という
"不安から守るための怒り"という感情
だったんだなって気付きました。



だから今、
そういうのがすべてなくなって


あぁ、そうか、今が一番、
彼女が自分らしさを出して生きているの
かもしれない。


そして私も、小さい頃から頭にずっとあった
「私が全部一人で何とかしないといけない」
と思わずに、安心して生きていることに
気が付きました。有り難いです。



本当は、優しくて、
相手に寄り添って、
「ごめんね」「ありがとう」って
嬉しそうに何度も素直に言える母。


そんなことを息子が間に入ってくれたおかげで
気付くことができました。
やっぱり、第三者が入って俯瞰というか、
離れて見るって大切ですね。


そして母と息子が編み物をしているときに、
引き出しをあけると手紙が入っているのを
見つけました。


開けてみると、私が結婚したときに
母に宛てた手紙でした。


そこには、母が私に伝えてくれた言葉が
書かれていました。



 "あんたが真っ直ぐに育ってくれたことが
  私の財産やわ"


と。


母は、私が小3で離婚してから
昼も夜も働いていたので私がグレないか
ずっと心配していました。


けど、その心配な気持ちを脅すような形で
私を縛り付けようとする母が大嫌いでした。



そっか。
ママの唯一の財産。
ママが一番、大切にしたかったことって
私のことやったんや。



この人、あの時代からこんなことを
言ってくれる人間やったんや、と
驚きました。


あの頃、不安を怒りという形でしか
表現できなかった母だったけど、


そっか。
私も、自分の不安に支配されて
その不安からママを支配しようと
していたのかもしれない。

向き合おうとしていたけど、
ママに”寄り添おう”とは、してなかったのか。



とはいえ、
いろいろあったから、
それはそれで仕方ない。お互い。


と、思えるようになった
三者面談なのでした。






※老眼鏡もつけずに編む母との会話


私「え、老眼ちゃうん?」

母「老眼よ」

私「え、見えてるんそれ?」

母「うん、見えてる」

私「え、老眼は?」

母「老眼だって」


…老眼って、なに。


写真は関係ないです。

地元の人気のハンバーグ屋さんでランチ。




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整形外科にてフットケア外来を担当実績あり。
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