PM2.5とは？〜騒ぎすぎないようにね〜

PM2.5。最近メディアで大きく取り上げられている。

PMとはParticulate Mattersの略で、粒子状物質のこと。小さい粒だ。
自動車の排気ガス、石炭燃焼、粉塵など。
小さいといってもどれくらい小さいのだろうか？

画像があるので紹介しようﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

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PM2.5

ありゃ、間違えた。これは江頭2:50だ。
午後って意味のPMじゃない。
ちなみに江頭2:50はPM2:50じゃなくてAM2:50らしい。
深夜に飲んで暴れだす時間が2:50なのだそう。

（東京都環境局HP）

PM2.5の単位はμm（マイクロメートル）だ。1000μm＝1mm。
髪の毛が約100μm（1mmの10分の1）だから、PM2.5というのは髪の毛の40分の1の小ささということになる。

PM2.5という基準の他にも、PM10やSPMという指標もある。
PM2.5というのは2.5μm以下の粒のことを指し、PM10というのは10μm以下の粒のことを指す。SPM（=Suspended Particulate Matter / 浮遊粒子状物質）はPM10に近い基準である。（詳しい違いはこちら）
PM10の中にはPM2.5も当然含まれ、50～70％がPM2.5となっている。
粒の小さいPM2.5の方が、人体に悪影響を及ぼす。
更に粒の小さいPM0.1という指標もあるが、こちらは研究途上にあるようだ。

国によって基準値が設定されているのだが、中国の基準は日本より甘くなっている。
その中国の大気が偏西風にのって日本へ流れてきており、日本で普段より高い数値が観測されたため、大きく騒がれているというわけだ。
中国の汚染はひどく、幻想的とさえいえるほどである。

北京の年平均PM2.5は、毎日タバコ6分の1本を吸うのと同程度と言われている。
そう考えると、日本へ流れてくる時には薄まっているわけだし、それほど大きく騒ぐ必要もないように思われる。
喫煙者や、家族に喫煙者がいる場合であれば、尚更騒ぐ必要もないだろう。

今の北京の汚染は東京の約4倍で、1960～1970年の東京と同程度らしい。
日本も通ってきた道だ。中国＝悪とせず、ある程度あたたかい目で見守っていたい。もちろん規模が大きいから、影響も大きくなるのだけれど。
これから世界中の国々が猛スピードで発展してゆく。先進国で協力して、途上国を技術面で支えてあげることが必要なんじゃないかな。

心臓病や喘息、肺ガンなどのリスクを高めるPM2.5。
外出を控えたり、目の細かいマスクを着用したり、空気清浄機を使ったり、手洗いうがい、洗濯をこまめにするなど、さまざまな対策をするに越したことはない。風邪やインフルエンザ、花粉症の予防対策にもなるしね。（花粉は湿度の高い雨や雪の日に膨張し破裂するので、翌日が晴れなら注意！）
が、あまりに大きく騒いで心を疲れさせることのないよう、気をつけたい。
肺ガンになっても、未来の医療技術でサッと治せばいいや、くらいの感覚でいいと思うんだな、僕は。気にしすぎ、心配のしすぎが一番の悪影響だったりするものだから。病は気から、って言うしね('-^*)/

ではでは、アイラブユーぜよ！ζ(￣l_￣ §ζ