昨年入会したお弟子さんに
半年くらい経った頃、「楽器どうしましょう」と聞くと「中古で探しています」と。
私は「中古と言っても実際に見なければ難しいわよ。心当たりがあるので少し時間を下さいね」と。
そうこうしているうちにコロナが拡散して中々心当たりの人とも会えずにいました。
最近漸く友人に会った時にお話ししたところ凄く喜んで彼女はお箏を下さいました
名披露目の時にご両親が買ってくれた物。
結婚してからは一度も開けていなかったそうで、キズも殆ど無く くり甲箏です。
今は昔のように親が買ってくれてお箏を習うという時代ではないですね。
この様に1960年代以降頃から盛んだったお箏、辞められて使わなくなったお箏が沢山眠っていると思うのです。
お三味線、撥も。
今 若い人は働いて生活するのに精一杯です。(全員とは言いませんが)
この様なお箏が広く世に放出されて若い人にお箏やお三味線をもっと気軽に弾いて欲しいです
我が家のピアノ調律師さんも今はピアノも中古の物が売れているとおっしゃっていました。
大きなピアノを買っても果たして続けてくれるかどうか判りませんものね。
こちらのお箏です。
口前と糸を新しくしました
before
after