こちらの写真は今から48年前、三代前のお家元に頂いたものです。
絹の箏糸です。
たびたび仙台までお稽古に伺っていました

NHKの邦楽オーディションを受ける曲も
見て頂き合格した事をお伝えすると、この絹の糸をお祝いとおっしゃって下さいました。
でも遂にこの糸を掛ける事はありませんでした。
大切に桐の箪笥にしまったまま。
手取り足取り教えて下さったお家元の賜物もうとっくに使えないのですが捨てられません。
あの頃演奏会の前日リハーサルにはお家元は勿論絹糸で弾かれているのを間近で拝見しています♪
コロコロと本当に美しい音でした。
この糸はあの世まで持っていくのかも

お弟子さんにも見て頂こうと思います。