みなさん、こんにちは。

 

以前知り合いの塾の先生から聞いた事を紹介してみますね。

 

県内(他県)でもTOPレベルを誇る進学校の生徒さんが

 

珍しくその教室に入塾となったそうです。

 

高校名も曖昧にしておきます。

 

そのネット会議の前日の入塾だったそうです。

 

それもあってか、その教室の責任者は

 

会議当日に「やばい」「大丈夫だろうか」という事を何度も口にしていたそうです。

 

で、そこの教室のホームページを見ると

 

普通にその高校名は記載されていて

 

指導を行っているようには見えましたし

 

大学合格実績に関しても

 

普通に国公立大学が書いてありました。

 

しかも医学部。(ほんとかどうかは謎)

 

しかしですよ

 

その教室責任者の方は

 

「うちの講師大丈夫かなぁ?心配。ちゃんと指導できるかな?生徒が優秀だから心配だ。不安しかない」

 

しきりに繰り返していました。

 

そんな出来事があったので、その時に、思ったことを書いてみますね。

 

みなさんに対する注意喚起になればと思い、あえて書きます。

 

どこの塾というわけではなく、チェーンの塾では全般的に、生徒さんの側が塾選びの際に気をつけるべき事だと思います。

 

教室責任者の方々も気を付けて欲しいことだと思います。

 

ではスタートです。

 

☆☆☆

 

率直に思うことですが

 

そういう教室は

 

生徒さんを受け入れるべきではないです。

 

生徒さんの人生を狂わせてしまいます。

 

きちんと指導のできる他の塾に通っていただくことが、生徒さんの進路、将来には重要です。

 

意外と高1の今の時期なら、講師の実力不足はまだバレないかもしれないですが、徐々に首をかしげるシーンが出てきます。

 

解答のあるワークに沿って進んでいるうちは、まだ大学入試問題を扱わないうちは、どうにかなるでしょうけど

 

生徒さんが勉強する教材の難易度が上がるにつれて、徐々に限界を見せてくると思います。

 

生徒さんが、優しく、人の良い点を見てあげられる子であればあるほど、そのダメージを長期間にわたって継続的に受け続ける事になるでしょう。

 

受験勉強、自身の学力向上をしないで、チラシ配布、入塾面談練習に全力投球をしてしまった教室の末路だと思ってます。

 

生徒さんが可哀想です。

 

次に思うことですが

 

だったら、大学生のアルバイト講師に担当させないで、自分で授業をやりなよって事です。

 

ホームページによると、そこの責任者の方は10年以上のベテランらしいんですよね。

 

10年以上指導してるんでしょ?

 

「自分でやればよくね?」

 

と思います。

 

なんで、そんなレベルの高い進学校の生徒が来たのに、大学生アルバイトを講師として当ててしまうの?

 

というのが私の率直な意見です。

 

科目が合わなかったのですかね?

 

責任者の学力が低い可能性もありますよね。大いにある。むしろこれが正解でしょう。

 

「忙しい?」そんなわけないでしょ。たぶん自分のほうが3倍は忙しいです。

 

ちなみに自分の場合は、実力のある講師がいない場合は、新規のお問い合わせがあっても入塾をお断りしています。

 

または、大学受験に対応できる教室を、遠くても紹介させてもらってます。

 

たとえ、市外でも 、県外でもです。

 

力のある講師、教室しか紹介しません。

 

通学に便利みたいな塾選びをしてしまったから

 

進学校の生徒さんが、今回間違えて入塾してしまったんだと思うんですよね。

 

高校の比較的近くの校舎っぽいので。

 

通学途中に通えると思ってしまったのかもしれませんね。

 

先生なら最低限の事ができると思いますよね、普通に。

 

私も、そう思ってましたよ。

 

分かっているとは思いますが

 

一応確認させて下さい。

 

塾の先生は免許不要です。

 

資格も不要です。

 

経験すら不要です。

 

誰でもなれるんですよ。

 

ちゃんと免許を取得している学校の先生とは違うんです。

 

どんな講師がやっているか、保証がないんですよ。

 

となりの校舎の評判が良くて、満席で入塾できなかったら、同じ看板の別の塾みたいな選び方をしちゃダメなんですよ。

 

全くなんですから。

 

全く接点がない

 

異次元なんですから。

 

別世界ですから。

 

1ミリも共通点はないですから。

 

 

 

英検1級講師が英検準1級合格者を次々に輩出している校舎があるからと言って

 

「へぇ、そうなんだ、うちの近くにも同じ塾ないかな?」って検索しても

 

教室が変わってしまえば

 

10年前に英検2級に受かった講師が最強で、その2級レベルに英検準1級の指導を受ける事になりますからね。普通に。あるあるです。

 

みなさんが、先生なら最低限出来るだろうと信じている。思い込んでいる。

 

それが危険なんですよ。

 

客観視する事です。

 

よく調べること

 

詳しい人に話を聞くこと

 

今回紹介したケースでは

 

県内TOPレベルの進学校に通うほど賢い子なのに

 

レベルの合わない塾をまちがえて選び、入塾してしまったわけです。

 

特定の教室、有名講師をピンポイントで指名する感覚で行けば、今回のようなミスは減らせるのかなと思います。

 

今回は、自分の居住地とは離れたエリアの話を紹介させてもらいました。

 

教室責任者が、フルで指導に入っていればたぶん大丈夫なんですよ。

 

そこに力を入れている証拠です。

 

解答無しでバンバン指導していれば学力面で安心です。

 

あとは、面談時などに具体的な数字ベースで指導、アドバイスができているかという点でもチェックして下さい。

 

高校入試までは、どの教室からでも効果はあると思います。そればかりを、そこをメインに仕事をしてますので、そこは強いと思います。

 

その高校入試に向けて通っている時に「先生は、英検何級持ってるの?」と、さりげなく聞いておくと良いかもしれませんね。

 

最近受けてない、あまり試験は意味がないと思ってる、受ければ余裕で受かると思うけど受けてないよ

 

みたいな言動をする場合はだいたいにして英検2級レベルです。

 

これは間違いないと思いますよ。

 

高校入試で通っている時に「先生は、塾に先生をやる前に何をやっていたの?」とかを授業中にサラリと聞いていくのも良いかもしれませんね。

 

前職が営業だったりすると、その手腕を買われて学力ではないところで採用されているリスクがありますね。

 

気付かれないように授業中にうまく口を割らせて見てください。面談中は気を付けていても授業中は油断をしていますから。

 

とある教室責任者の言動から

 

利用する立場の生徒さん、お父さん、お母さんがどう対処するべきかを書いてみました。

 

ただね

 

力のある教室は、実際にあるんですよ。

 

実在してます!!!

 

うまくそこを見つけてほしいですね。

 

教室責任者の側は、真面目に勉強をするようにしてください。

 

先生方の頑張りが生徒さんに伝わります。

 

一緒に頑張りましょう。

 

塾の先生になろうと思った日の事を忘れずに。