みなさん、こんにちは。

 

炎のスズキ🔥です。

 

新高1のみんな、これからの高校生活。

 

楽しみですね。

 

その楽しみの一つが、そう

 

部活ですよね。

 

部活選びをどうするべきか

 

考えてみましょう。


ここは塾の先生が、書いているブログです。


前提として、大学進学を考えている生徒さんを想定して書いてます。


そもそもの前提が、大学進学よりも部活優先という方の場合は、以下の話は読むだけ無駄になります。


大学進学を前提に考えている方、ぜひ読み進めてみて下さい。


☆☆☆

 

まず、部活をやっている生徒と、帰宅部の生徒では、帰宅部の方が成績が良いかと言うと

 

実は、そうでもないというデータもあるようです。

 

時間があるからダラダラしてしまうのかもしれませんね。

 

そういう一面があるからと言って、

 

短絡的に、部活をやった方が良いかというと、そうとも言い切れません。

 

結局、自己責任なんですよ。

 

今日は、そんな話をしていきましょう。

 

まず、前提として

 

部活は、なにか高尚なものであるとは思わないでください。

 

あくまでも趣味の一環です。

 

スマホゲーム、映画鑑賞、毎日の筋トレ、お絵かき、釣り などと同じ趣味の一環です。

 

趣味ですので、否定もしません。

 

好きなだけやればOKです。

 

好きなだけやってもOKなんですけど、趣味だという事を理解してくださいね。

 

Youtube鑑賞と一緒です。

 

つまり、やりたくてやっているんです。

 

シンプルにそれだけですから。

 

部活がOKなら、同じ理由でスマホゲームもOKです。

 

バイトもOKです(許可を取れば)。漫画を読むのもOKです。

 

趣味の一環であり、なにか高尚な行為だとは思わないでください。そう思うとおかしくなってきます。

 

たとえば、こんな感じです。

 

「あれ?どうした?全然今日は単語テスト出来てないじゃん!!」

 

「すみません、部活の大会で忙しくて!!!」

 

こういう使い方をしてはダメなんですよ。

 

部活は、何をやっても許される免罪符ではないんです。障子を破っちゃだめなんです。



まずはそれを頭に入れないとダメです。

 

オンラインゲームや、映画鑑賞、草野球と同じなんですよ。

 

YOUTUBE鑑賞と同じなんです。

 

たとえば、今年私の教え子で国立医学部医学科に合格した子は、部活ガチ勢でした。

 

目標に届くだけの自己管理がきちんと出来ていたんです。


であれば、本当にOKです。むしろ尊敬します。

 

私はよく「先生は、部活反対派ですよね?」と言われますけど

 

正確には違います。

 

「部活を免罪符にしてしまうような部活とのかかわり方しかできない事」反対をしているんです。

 

両立出来ている子に対して、一度だって「部活のせいにしちゃダメだよ」と言ったことはありません。

 

うちの塾から北大に現役合格した足利高校の先輩は、佐野市から通ってくれていましたが、野球部所属でした。

 

足高の野球部と言えば、めっちゃ忙しい部活です。

 

でも彼はきちんと両立出来ていたんです。

 

尊敬に値します。


その一学年下の同じ足利高校野球部の後輩も、一般入試で早慶全勝し、横国にも合格。


部活をやってても、志望校に届く範囲で計算して勉強ができていれば、本当にOKなんです。


両立できていれば、まじでOK。

 

両立というと曖昧で理解しづらいですので、かみ砕いて言いますけど

 

「部活が忙しくて、単語テストの暗記が間に合いませんでした」という事を言わなければOKなんです。

 

そして、両立というからには、


まずは目標点を知ること。


自分の成績との差異を知ること


両立とは、その距離感を正確に把握していることです。


合格した先輩たちは

 

模試の点数と、志望校の判定、必要な偏差値を常にチェックしていて、きちんと合格できる範囲の勉強を維持していたんです。


「うちは国立しかダメなんです」「最低GMARCH」と言ってるくせに、ぶっちぎりE判定。それでも勉強そっちのけでまだ部活をやってるから、

と、なってしまうだけです。

ちゃんと距離感を分かっていれば

何一つ悪くないです。部活をやっていても。

 

むしろ褒めるしかないです。

 

だからいいんです。

 

部活をやりたいならやっても。


むしろ、せっかくの高校生活ですから


楽しんで下さい。

 

ただし

 

きちんと自己管理をしてくださいねって話なんです。

 

最初に戻りますけど

 

自己責任なんです。

 

たとえば、「うちは国立以外ダメなんです」という名言がありますけど

 

だったら、高2の2月の模試で1000点満点で450点以上は取れるように仕上げておくべきなんです。

 

高1の1月の模試で130点は取れるように仕上げておくべきなんです。

 

高1の7月の模試では150点取れるように勉強をするべきなんです。

 

その時々での基準をクリア、自分の志望校に必要な基準をきちんと設定し

 

その基準をクリアしながら部活をやればいいだけなんです。

 

その基準をクリアできていないのであれば、なぁなぁにせず、そこを真剣に考えるべきであって

 

その原因を自分なりに分析して、もしその原因が部活にあると思うのであれば

 

部活を変えるか、辞めるという選択をすればよいのかなと思います。

 

現状の成績と、志望校のギャップを無視し、成績が下落してしまっているのに

 

「部活だからしょうがないでしょ」は通用しないんです。

 

始めたからには、最後まで頑張るべきと言う謎ルールはなしですよ。論理的じゃないです

 

だったら、ドラクエも最後まで頑張ってレベルMAXまで育てるべきですし

 

ポケモンGOも、ポケモン図鑑が完成するまで、最後まであきらめずに頑張るべきです。

 

ここでまた部活だけを特別扱いしちゃダメですからね。

 

それが甘さにつながるんです。

 

部活だから、単語が出来なくても仕方がない。

 

部活だから、宿題がやれなくても仕方がない。

 

という風に悪い循環に陥ってしまうんです。


だれも得しません。

 

いいですか?

 

部活は、好きでやっているんです。

 

免罪符として利用できる特別な切り札じゃないんです。

 

インフルで高熱が出てしまって、勉強が出来ませんでした!というのとはわけが違うんです。

 

趣味なんです。

 

平日毎日3時間はコンスタントに勉強をしたいけど

 

部活で疲れて寝ちゃったというのは

 

単に昼寝をしたのと同じなんです。

 

部活だけを特別視して、免罪符としてフル活用するのだけはやめてください。

 

医学部に進学した子は部活で全国大会に出てましたけど

 

ターゲット1900は、高1で終わってました。

 

宿題でレベル別長文の4を、少しずつ解き進めるようにという指示を出したら、1週間後には終わってましたから。

 

 

つぎに、solution1 をやるように指示を出したら、それも1週間後には終わってましたから。

 

 

全国大会に出るレベルのガチな子でも、それだけ頑張ったんです。

 

ちゃんと両立したんです。


部活だからできないだなんて、一言も言いませんでした。

 

その反面、最低週に1題は長文を解くように指示しても

 

部活が忙しくて、、、ショボーン

 

大会前なんですよ、、、ショボーン

 

という子もいるんです。

 

塾の先生目線で見ると

 

部活をやっていてもやるべきことをこなす子

 

部活を免罪符に利用しちゃう子

 

分かれちゃうんです。

 

そこで、以下のことを心がけてくださいね。

 

部活を絶対に言い訳にしない事!!

 

それだけです。

 

部活は趣味なんです。

 

私の赤本演習と一緒なんです。

 

私の英文音読と一緒なんです。

 

私のオンライン英会話と一緒なんですよ。

 

趣味なんです。

 

やったからといって、えらくもなんともない。

 

好きでやっているだけですから。

 

赤本演習が忙しかったので、会議の資料が間に合いませんでしたって言わないんですよ。

 

オンライン英会話を深夜までやってて眠くなってしまって、寝坊しちゃいましたなんて言わないんです。

 

そこを免罪符として、言い訳にしてしまうのであれば

 

部活は辞めた方がいいでしょう。

 

たとえば、群馬大学理工学部に行きたいのであれば

 

高1の7月で目標進研模試で150点を目安にしてください。

 

つねに、現状の成績

 

志望校のギャップを見ながら、冷静に、数字、データ、統計で判断してください。

 

高校2年生の2月の共通テスト模試で1000点満点で420点でした。

 

でも絶対に!!!千葉大学の教育学部英語教育学科に行きたい!!!となれば700点が必要なんですよ。

 

280点UPが必要なんです。

 

普通、どこからどう頑張っても無理なわけです。

 

それでも、そこからその300点を埋めようという子は定期的に現れます。

 

300点を埋めようという子は、めったにいないにせよ、200点の差を埋めようという子は少なからず出てきます。

 

普通では無理な200点の差。

 

絶対に、無茶なスコアからでも、頑張れば届くと思ってしまう、その無邪気さを見ると、ますますコチラは不安になります。


「ダメだ。客観視できないタイプだ」と思ってしまいます。


その点数からでも


どうしても、絶対に千葉大学に行きたい!という強い意志だけはある。

 

だとしたら、さすがに、私は部活をやめるべきだと思いますよ。

 

絶対に、千葉大に行きたいのに、200点足りないんですよね?

 

それなのに、部活でわざわざ集まって、ひたすら筋トレします????

 

別に志望校に届くなら、好きなだけ筋トレすればいいんです。

 

「冬はボートがこげないから、ひたすら筋トレするぞ!」でもいいんです。志望校に届くなら。

 

絶対に進学したい大学に、200点足りないのに、ひたすら筋トレしている自分に疑問を抱かないとダメです。

 

「あれ?ひょっとして、、、鍛えるのはココじゃないような・・・」そう気付くべきなんです。

 

塾の先生だから、そう言うんです。

 

点数を見て、そう言わざるを得ないんです。

 

だって、普通に考えて無理な成績で高3の春を迎えてしまったんですから。

 

この絶対と言う言葉がまた難しいんでしょうね。

 

たぶん、本当に絶対に行きたければ、部活をやめるんです。

 

だって、真剣に考えている子であればあるほど

 

無理って気付きますから。

 

あまり考えていない、メタ認知が苦手だからこそ

 

どうにかなると思ってしまうんでしょう。

 

自分の所属する高校の共通テスト模試の平均点が、1年弱で何点伸びるか知ってます???

 

口では、絶対!と言ってますけど、実際はそうではなく

 

「出来たら千葉大学に行きたい」という程度なのだと思います。

 

もし、本当に

 

誇張とかでなく、真の意味で

 

国立ではないとダメ

 

関東ではないとダメ

 

現役じゃないとダメ

 

という条件が、本当に存在するのであれば

 

きちんと客観視してください。

 

まず、新高1のみんな

 

みんなの高校から

 

何人が国立大学に進学しているか

 

ホームページで確認してください。

 

何人がGMARCHに合格しているか

 

確認してください。

 

そして、ざっくりと自分が何番くらいの位置にいればよいのか

 

見積もってくださいね。

 

そして、そのおおよその目安を維持してください。


それをやっていさえすれば、好きな部活をやっていて全く問題ないんです。


むしろ、そうやって部活を満喫してください。

 

それを2年間せずに、自分の立ち位置を理解せずに、高3の春を迎えた場合は

 

いくら「うちは国立じゃないと駄目なんです」と言われても

 

点数が足りなくて無理。

 

という現実に直面してしまうんです。

 

もし、本当の意味で、志望校に合格をしたいなら

 

そこは一度、真剣に考えてみて下さい。

 

私は塾の先生として、一緒に頑張ってきた子たちの合格、不合格に立ち会ってきました。

 

みんなの笑顔

 

みんなの涙を知っているからこそ

 

こういう言葉を皆さんに投げかけているんです。

 

最後の最後、どれだけやる気のなかった子も、最後は真剣なまなざしで頑張ってます。

 

お父さん、お母さんの宝物である

 

私の教え子たち

 

みんなが夢を叶えられるように、時は厳しい事も言いますけど

 

頑張って付いてきてください。

 

最後に、部活をやめずに最後まで頑張って、京都大学に合格した先生の動画を紹介します。

 

大阪府立天王寺高校京都大学合格 ポラリスアカデミアの吉村先生です。

 

彼と同じように勉強してみて下さいね。