それは、
「生理痛」と「骨盤左」と「左足の内股関節の反射区」の関係です。
これは、あくまで私の経験による仮説ですが・・・。
私がやっている中国足心道では、「内股関節の反射区」が内くるぶしの下あたりにあり、ここは、まあ・・・6~7割の方は有痛反応があるところ。
有痛反応があるってことは内股関節に負担がきてるってことになるわけですが、ここは腰椎の反射区にも近いというか重なるところでもあり、また、腰痛に悩まれている方はだいたいこの「内股関節の反射区」も有痛反応がありますので、「内股関節の反射区」=腰痛とも関係している反射区・・・という認識でした。
それは今も変わらないのですが、先日、生理痛や腰痛に悩まれている方を揉ませていただいて、不思議だったことが・・・。
それは、左足の内股関節の反射区はものすごい有痛反応が出ているのに、なぜか、右足の内股関節の反射区はそうでもなかったのです。まあ~でも、足の左右で有痛の箇所が違うことはよくあることなので、そんなこともあるだろうと流していたのです。
けれど、整体の本に骨盤について書かれているところがあり、それによると・・・
骨盤は常に動いており、
一呼吸でも 吸うと拡がり 吐くと縮む
一日でも 寝てるとき拡がり 起きてるとき縮む
一ヶ月でも・・・
一年でも・・・
年齢でも・・・
なんだそうで、その変化は身体の自己調整機能なんだそうです。
また、
女性は普通、排卵期に縮み、生理4日前から右の骨盤がゆるんで拡がりはじめ、左がゆるみはじめると生理が始まる・・・。生理痛のきつい人というのは、左の骨盤が拡がりにくく、左の腸骨の動きが硬い・・・。
と。
骨盤は左右同時に拡がるわけではないんですね。
ここで、先ほどの「左足の内股関節の反射区」に戻るわけです。
股関節と骨盤ってけっこう近い位置にあるんです。
なので、
「左の骨盤、腸骨の硬さ」→「左足の内股関節の反射区の有痛反応」
よって
「左足の内股関節の反射区の有痛反応」=「生理痛」なのではと。
これはあくまで、想像です。
身体は本当にいろんなところと連動しているので、単純にはいえませんし、生理痛の要因も様々。ただ、多少なりとも関係性はあるのではないかな~と思うのです。整体では、左足は腎臓や冷えの急所が多くあるので、その辺からも腰痛が左足に強く出るということも考えられますが・・・。
今後、この関係性については、経験を積みつつ観察していきたいと思います。
中国足心道では、普通、生理痛に効く反射区として「子宮」「卵巣」「ひ骨筋」があります。
また、直接的に関係している器官でなくても、
間接的に女性ホルモンを分泌させるのに深く関わっている「脳下垂体」の反射区もあり、
生理痛一つとってもいろんな反射区が関係してきます。
それにしても、身体って連動していて、本当に奥深く面白い・・・。
足揉みや整体もしかり・・・。
です。
ちなみに今回参考となった書籍は、
「骨盤にきく~気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門~」片山洋次郎著でした。
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