英国王のスピーチ(The King's Speech)
を観に行って来ました音譜
TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン7映画です

六本木ヒルズに来るときはいつもなぜか雨が降りますあせる

$ポーションで100回復☆あーしぇ日記-??.jpg

別にアカデミー賞合格を獲ったから観に来たわけではなくって
1,000円¥だからです(^▽^;)

▼パンフレット700円とチケット
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派手なドンパチも陰謀もセクシー美女もタフガイも
いつも事件に巻き込まれるタクシー運転手も
目がチカチカするようなコンピュータグラフィックスも
いっさい登場しないのです

こういう映画 好きだなー
なんだか最後までみんないい人たちばかりなのです
吃音というコンプレックスに悩まされるひとりの弱い男なのです
それがたまたま王室の男子として生まれ
たまたま第二次大戦前の微妙な時期に
英国王として君臨しなくてはならなくなったということなのです

時代の波に飲まれそうになる弱い男(国王)が
さえないオーストラリア人役者兼「言語療法士」の男の「治療」を受けていくにしたがって
徐々に心を開いていくのです
このへんの二人のやりとりがとてもチャーミングで笑えるのです
1シリングのやりとりとかね

少しの吃音を残しつつもラストシーンの「戦争スピーチ」へ...
完治するわけではなく 病を受容してともに生きていく過程が描かれ
とても清々しい気持ちになれる作品でした

個人的にはジェフリー・ラッシュがよかったなー
たとえ本当の医師でなくても
こういう先生がいてくれたらいいのになぁ

それと キングズイングリッシュがとても心地よいのでした
「ブロォドカスト」とかね
ワタクシには米語よりも英語のほうが性に合っていることを実感

王冠1キャスト
ジョージ6世:コリン・ファース
ライオネル・ローグ:ジェフリー・ラッシュ
エリザベス:ヘレナ・ボナム=カーター
エドワード8世:ガイ・ピアース
ウィンストン・チャーチル:ティモシー・スポール
大司教コスモ・ラング:デレク・ジャコビ
ローグ夫人:ジェニファー・イーリー
ジョージ5世:マイケル・ガンボン

カチンコスタッフ
監督:トム・フーパー
製作:イアン・カニング エミール・シャーマン ギャレス・アンウィン
脚本:デヴィッド・サイドラー
撮影:ダニー・コーエンBSC
編集:タリク・アンウォー
美術:イヴ・ステュワート
衣装:ジェニー・ビーヴァン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
音楽監修:マギー・ロドフォード