榴華殿 日本ー台湾ー韓国合同公演
のら猫たちは麗しの島をめざす
を観にタイニイアリス演劇へ行ってきました

本日のマチネです

▼ここ

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開演1時間前に受付をすませて いつものルノアールで開場までの間のカフェタイム
珈琲のお供は莫言の『白檀の刑』(中公文庫)

▼チケットなど
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▼チラシ
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クロヌコ

チラシをもらっていて
タイトルだけで気になってはいたお芝居でした
直前まで観劇予定を入れていませんでしたが
前回の榴華殿の公演「魔の華物語」に出ておられた山本紗由さんから
猫耳好きなら是非!
と薦められて急遽観劇いたしました

極貧な小劇場のオーナーとマネージャー
そこで働いていた演奏家の女の子たち三人組
そこに居候する幽霊的存在の鯖子
そこに居合わせただけの洗濯屋

極貧な私立探偵とその助手
そこに妹探しを依頼にくる美女
探偵の好敵手たる怪人

新婚旅行中の国際結婚カップル

彼らはなぜ釜山~台湾~香港をめざすのか
一見 交わることのないこの3つのラインが
あるところでぴったり交叉します
そして意外に感動的な(失礼!)結末へ

最初からダジャレと
日本語 台湾語 韓国語が乱れ飛び
使用言語の違いからくる「空耳」がとても楽しい
これってハングル版 台湾語版をそれぞれやると
またちがったところで言葉遊びができそうですね
こんな集中力を要するコメディははじめてでございました
楽しかったです(ラストへの展開はちょっと長いかもしれない)

そして! 肝心の猫耳は結構ラスト近くで登場
鯖子の猫耳(黒猫)が超ヤバいです 邪気眼的な可愛さです
でも肉球肉球と連呼するほうが多かったような...
もうちょっと猫耳がたくさん出て来て欲しかった(って違うか)
開演前の10分間も鯖子の怖い話(笑)が堪能できました

メモ
作・演出:川松理有
公演期間:2010年11月20日(土)~23日(火・祝)
場所:タイニイアリス
上演時間:1時間40分から2時間弱(役者の気分次第で変化/途中休憩なし)
チケット:前売3,000円 当日3,500円

クロヌコキャスト
探偵:謝其文(劇樂部)
洗濯屋:金世一(釜山演劇製作所ドンニョック)
ミケ(踊り子):高田百合絵(快楽のまばたき)
モコ(アコーディオン弾き):梁斅允(釜山演劇製作所ドンニョック)
ニキ(歌い手):張月霞(劇樂部)
探偵の助手:河原泰璃(Ping@Pongまにあ)
ゴロツキ:祥野獣一(獣劇隊)
鯖子:宮嶋美子
怪人肉球めんそーれ(大泥棒):長尾美代子(風花水月)
新郎:羅啓紘(劇樂部)
新婦:吉水恭子(芝居屋風雷紡)
依頼人:王美芳
支配人:森田小夜子
マネージャー:仲谷智邦

クロヌコスタッフ
照明:久保良明(有限会社エヂソンライトハウス)
照明操作:山田晃子(有限会社エヂソンライトハウス)
音響:筧良太
猫の作画:中山蝙蝠
宣伝美術:森田小夜子
企画・制作:榴華殿(RUKADEN)
助成:芸術文化振興基金