劇団 愛奇 第3回公演
名無しの彼と、ジョハリの窓
を観にプロト・シアター演劇へ行ってきましたよ

もはや地図マップがなくともチャッチャと歩いて足あと行けるプロト・シアター@下落合


大きな地図で見る

今回で3回目ビックリマーク てか愛奇の公演のたびにここへ来ている
最終日のマチネ晴れ ダブルキャストのAの回でした

| 旗揚げ公演 C*LOVE*R | 第2回公演 BANK BANG LESSON |

▼外看板
$ポーションで100回復☆あーしぇ日記-??.jpg

▼チラシ
$ポーションで100回復☆あーしぇ日記-??.jpg

▼チケットとか
$ポーションで100回復☆あーしぇ日記-??.jpg

夜

観劇前から気になっていたのはやっぱり「ジョハリの窓」って何かということ

不勉強な私は心理学者ジョセフ・ルフトもハリー・インガムも知りませんでした
二人の名前を混ぜて「ジョハリ」となることもwiki知識で仕入れました

自分がわかっている自分 (open self)
自分はわかっていないが他人が知っている自分 (blind self)
自分はわかっているけれど他人に知られていない自分 (hidden self)
自分も他人も知らない(気づいていない)自分 (unknown self)

たしかにそうか
対人関係 コミュニケーションを考えた場合に
この4つの自分に気づくことが重要なわけですね

で ビジネスのセカイだけではなく
学校と空き地(?)という狭い世界で生きている小学生の場合にも
これが当てはまるわけなのですね

主人公の男の子がunknown selfを見つけ出す過程を描いているわけですが
コムズカシイ理論をこねくりまわすようなことがなくって
とても身近に感じることができてよかった
クラスのなかでの淡い恋模様 いじめ 友達との友情など
きわめて形而下な現象として取り上げられているのです

そこに文化祭での演し物 劇中劇の「走れメロス」が挿入され
外側の話が内側の話に融合していきました
3つの窓との対話から4つめの「未知の窓」を見つけた少年
お友達との仲直りもできハッピーエンディングを迎えてよかったよかった

全般的にみなさんのテンション高めの演技に圧倒されました

とくに男性陣のハキハキさ加減が 若いってイイなと思いました
C君 とくにあの性格は若い頃に欲しかった
A君 あなたの正義感は薄汚れた私には眩しいっす
D氏 ………?(笑)

女性陣はそれぞれ特徴のあるキャラクタで楽しかった
B子 なんだか鳥居みゆきに見えてしかたがなかった(笑)
ミヨ クラスのマドンナ(表現が古くてすまん)とは縁がなかったなぁ
先生 セクシーさをウザったく感じさせるのはある意味スゴい

にしても心理学とかってこういう2×2の4分割にして
物事を考える方法が多いように感じるのは気のせいか

あとあの空き地の柱にのぼっている男という設定は
「C*LOVE*R」を観た人はニヤリとしたはず

櫛田様 ありがとうございました

夜

メモ
作・演出:Arm
公演期間:2010年10月1日(金)~3日(日)
場所:プロト・シアター
上演時間:1時間30分(途中休憩なし)
チケット:前売1,800円 当日2,000円

猫・うっとりキャスト
名無し:及川由加(A) /坂寄なつき(B)
A君:伊藤主真
B子:宮澤碧
C君:瀬下勇輝
D・男:大桔コウタロウ
ミヨ・母:櫛田明日香(A) /齋藤綾音(B)
ゴンダ・父:山口峰範
メガネ:井田真仁
コウジ:梅田一輝
アネゴ・婆:車谷絵里
先生:山田麻佑子

猫・うっとりスタッフ
照明:佐藤寛
音響:劇団 愛奇
広報・フライヤー:寺岡知樹
フライヤーイラスト:Satsuki
制作:劇団 愛奇