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デモデモデモデモそんなの関係ねぇ?

楽曲のデモってどこまで作り込めばいいですか?

ことバンドにおいて、これって結構難しい話で、作り込んだものを持っていくと、『このまま出せばいいじゃん』問題にぶち当たる。

かと言って、リズムとコード進行だけ渡した所で、どこまで理想の楽曲まで持っていけるのか。

これはメンバーの力量が問われる。

一般的に、アーティストやアイドルなどへの楽曲制作のケースとしては、作曲家、編曲家、プレイヤーなど、各分野のスペシャリストが関わって作られていく事と思う。

しかし、俺としてはメロ、アレンジまで含めて作曲と言いたい。

いや、作曲家だって本音を言えばアレンジまで手を出したいと思う事だろう。

しかし、バンドは一人じゃない。

それこそ、『このまま出せばデモ』を持ってけば只のコピーバンドだ。

皆やるからには色を付けたい。

逆の立場なら俺だってそうだ。

この辺は、デモ渡して「各自耳コピで宜しく」な事に起因するのではないかと思ったり思わなかったりしてる。

もしくは、作曲した本人もコード進行が実は曖昧なケース。

「俺、感覚派だから(キリッ」

あぁ、そうですか。

もちろん、それが悪い訳じゃなく、理論武装した人間じゃ作れない展開を生み出せる事だってある。

しかし一歩間違えば、せっかくの聞かせたいフックが、フックにならない事だってある。



例えば、ベースのルート音が、G A A♯ Bと推移している時、このA♯はF♯(onA♯)なのか、はたまたA♯dimかもしれない。

コードを言われて、すぐ音を出せるか、構成音が分かるか。

ジャズっぽい雰囲気を狙いたいと言われた時に、「じゃ7th試してみよう」と言えるか。

「こまけぇこたぁいいんだよ、んなのロックじゃねぇ」

と言われてしまえばそれまでだが、こういう事が分からず、アレンジが破綻していくケースは多い。



音圧が足りないだの、ヴィジュアル的に二人がいいだの、つい、「ツインギターで」という風潮があるが、曲を作る人間が多いのもギタリストだろう。

ただでさえ我の強い人間の多いパート、上辺じゃ「曲が良くなるなら全然変えちゃっていいよ」なんて言ってるが、本当は一々気になって仕様がない。

人間関係が破綻するのもギタリストからかもしれない。

もちろんの事、これぞツインと言った素敵な楽曲を聴かせてくれるバンドも多い。

ただね、打ち合わせの時間が足りてないのか、あまり仲が宜しくないのか、噛み合わないギターフレーズを聴くくらいならば、作り込んだデモのコピーの方がいいのかなと、思うばかりである。