12年経って分かってきたこと | ハートはスカッ晴れ…

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脳腫瘍 Hemangiopericytoma と甲状腺がん。
人生は素敵に『まさか』 の連続。『こころ(ハート)が人生をつくる』が私のモットー。楽しんで日々を生きてます。


旦那くんの脳腫瘍は ヘマンジオペリサイトーマと言います
珍しい腫瘍なので
初発の診断は「髄膜種」だったのですが
12年も経過すると ヘマンジオペリサイトーマのことも
だんだんと分かってきているみたいです

脳外科医 澤村豊先生のサイト こちらでも紹介されていますね



・日本語訳にはいろいろあり混乱があるようで,
 英語でhemangniopericytomaヘマンジオペリサイトーマと呼ばれることが多いです

・脳腫瘍の0.4%くらいでめずらしい腫瘍です

・画像などは髄膜腫ととても似ていますので,手術の前は髄膜腫と診断されることが多いです

・男性に少し頻度が高くて,髄膜腫より少し若い成人に発生します

・でも小児にもできます

・硬膜(脳の膜)から発生します

・頭蓋骨にもくっつくことが多くて,骨の中に骨を壊しながら
 しみ込むように発育(浸潤)することもあります

・悪性腫瘍と考えた方がいいです

・グレード2とグレード3がありますが,グレード3は癌(肉腫)と同じです

・手術でかなり徹底的に摘出しないと同じ場所から高率に再発します

・血管が多く入っているので,手術の時には出血が多い腫瘍です

・頭から全身に転移することもめずらしくはありません

・手術後に定位放射線治療,できれば放射線外科治療を加えた方がいいのかもしれません

                           (澤村先生のサイトから引用)



放射線感受性も 同じヘマンジオペリサイトーマで違いがあるみたいです
治療後
腫瘍が小さくなっていく → 放射線感受性は高い
腫瘍の大きさが変わらない → 放射線感受性はわりと高い
腫瘍が大きくなり続ける → 放射線感受性は低い = 効いてない 

旦那くんの場合
昨年 頭蓋骨の底からぶら下がってできている腫瘍に放射線を当てましたが
腫瘍の大きさ自体はあまり変化無し
大きくならなければ、「それまで以上に人体に悪さをしない」ことから良しとするそうです


実は昨日診察日でした
旦那くんのMRI画像をチェックしながら


私「先生、今は休火山状態ってことですか?」

Dr.「そうね 今は落ち着いてるね うまくコントロールされていると思いますよ」

私「ということはまた活動期にも入るってことでしょか?」

Dr.「それはありうるよね しっかり経過見ていきましょう」


そりゃそっか
今までもこの繰り返しだものね~
(でも乗り越えてきたぞ!)


神様どうぞ時間をいっぱい引き延ばしてね!!!