昨年末亡くなってしまった最愛の猫。
飼っていたわけじゃなくて、野良だったのに、初対面の時から人懐こくて、本当に本当に本当に可愛かった。
怒ったり威嚇してきたことなんて一度もなかったし、
ご飯あげたりするわけでもないのに、私の姿を見つけるといつもニャーンと言いながら駆け寄ってきてスリスリしてくれた。
血統書付きの美しい猫に比べたらそりゃ見た目は劣るけれども、それでもどんな猫も及ばないくらい最高に可愛かった。
私にとっては世界一の猫だった。
なんであの子があんなに可愛くて愛おしかったか?
それはあの子がいつもたくさん愛情を示してくれたから。
会うたびにたくさんたくさん愛情表現してくれたから。
いつもストレートに愛情を伝えてくれたから。
愛情のかたまりみたいな猫だった。
一方、私はどうだ。
素直な愛情表現なんて一切せず、
好きになればなるほどツンケンして相手を威嚇し、
相手の愛情を試そうとばかりして、
まっっったく可愛くない態度ばかりとってしまう。
今また一人、相手にそういう態度をとってしまってて自己嫌悪している所…。
あの子(猫)より、私の方が性格的によっぽど野良猫っぽいw
なんで私はこうなんだろう…甘え上手で優しかったあの子の爪の垢でも貰いたいくらいだ…。
すごく気になってる相手なのに、もっと仲良くなりたいのに、自信のなさから相手を遠ざけて、
私は貴方なんかとは付き合えませーん、他のもっといい女の子とお幸せに〜w
みたいな態度をとってしまう…。
他の人と幸せになんかなって欲しくない。
けど、その人とは付き合えない気がするのも本当なんだよね。
だから、
ちょっと無理しても付き合ってみるか、
心を殺して離れるか、
どっちにしたらいいのか分からない。
絶対もっと他に運命の相手的な、ちゃんとしっくりくる相手はいるはずだと思うから、早めに放流してしまった方が傷が浅くて済むと思うのだけど、
いつもそうやって放流した後、
やっぱり付き合ってみてもっと足掻いてみればよかったのでは…?
やらない後悔より、やってみて後悔する方がよかったのでは…?
って葛藤が生じる。
ねこ、君はなんであんなに素直に愛情を態度で表せたんだい?
もしかして猫嫌いの悪〜い人間だったら、駆け寄ってった時に蹴飛ばされてたかもしれないんだよ?
そういう疑念なんか全くなく、
いつも私を信じ切ってくれてた。
その証拠に、頭のてっぺんから、お腹、足先や尻尾の先まで、どこでも触らせてくれた。
信じて、心許してくれるって、嬉しいことなんだな。
あの子が自分に自信があったかどうかは分からないけど、
少なくとも「拒絶されたらどうしよう…私は可愛がられない猫なんじゃないか…」なんて卑屈な思いはまったく思いもしてなかったように見えた。
だからってまぁ「愛されて当然!」なんていう高慢ちきなことも思ってはいなさそうだけど、
とりあえず、嫌われるとか、相手にどう思われるかなんてことは微塵も気にしてなかったように見えた。
相手にどう思われるかなんか関係なくて、
単にあの子は気に入ってる人間に、好き〜と表現する、それだけ。
それが、とてもとても可愛かったんだ。
私はあの子に色々学ばなくちゃいけない。
相手からどう思われるかにビクビクして、
嫌われる前にこちらから嫌っておこう、などと、そんな事ばかり考える自分。
好きになればなるほど嫌われるのが怖くて、先手を打って嫌い攻撃を繰り出してしまう自分。
なんて可愛くないんだろうか。
道端で出くわした野良猫が、内心どんなに撫でて欲しい甘えたいと思っていても、シャーーーッ!!って攻撃態勢でいたら手出しできないよね。
私はたぶん好きな男性相手にいつもそうなってしまってる。
引っ掻かれてもいいとまで思って手を差し伸べてくれる男性を期待してしまってる部分があるけど、そんな優しい猫ボランティアさんみたいな奇特な人はそうそういないし、
なんせ私は猫みたいに可愛いわけじゃないんだから、身の程をわきまえなきゃ…。
今やり取りしてる相手のことから派生して、
過去に同じようなやり方で自滅してしまった相手とのやり取りも読み返してしまったりして、
今めっちゃ自己嫌悪に陥ってる。
なんで私ってこうなんだろ…。
ねこに会いたい。
会っていろんなこと教わりたい。
あの子は猫だけど、尊敬する私の師匠でもある。
もう会えないなんて。
なんか、ねことのお別れの辛さ重さを考えたら、
男性達とのすれ違いや別れなんて、どうでもいい些末なことかもとも思えてきたw