キャリアアップを目指す看護師におすすめの資格

国家資格である看護師免許を取得したらそれでキャリアの構築は完了というわけではありません。
看護師になったあともさらなるキャリアアップを望むことができます。いったいどのような資格を取得すると有利になるのでしょうか。
専門分野に強い看護師は重宝されるため、専門看護師の資格取得を目指す人は多いです。
専門看護師になるには、指定された13分野のいずれかにおいて高度な知識とスキルを修得する必要があります。分野の例として、がん看護や精神看護、老人看護、地域看護、小児看護、慢性疾患看護、感染症看護、在宅看護、遺伝看護などさまざまです。受講対象となるのは、看護師として5年以上のキャリアを積んだ者のみであるため、簡単に目指せる資格というわけではありません。しっかりと下積み時代を経て、次のステップへと進みたい中堅ナースにおすすめの資格です。
もう一つ、取得しておくと有利な資格があります。それは、看護のスペシャリストを名乗ることができる認定看護師の資格です。
認定看護師になるには、指定された21分野のいずれかにおいてスペシャリストを目指す必要があります。高いレベルの看護を実践できる資格でもあり、後輩看護師の模範となって現場に立つことも可能です。認定看護分野として、感染管理やがん放射線療養看護、緩和ケア、クリティカルケア、呼吸器疾患看護、在宅ケア、手術看護、小児プライマリケア、生殖看護、乳がん看護などがあります。専門看護師同様に、受講資格として5年以上の実務経験が必須です。
高度な医療についていきたいのであれば、現場での看護経験に加えて、専門分野に長けた専門看護師やスペシャリストとして活躍できる認定看護師の資格を取得しておいた方がよいでしょう。

高度先進医療を担うのに役立つ知識

医療スタッフになることを目指して資格を取得する人にとって、高度先進医療というのは響きの良いものでしょう。
がん患者に対する化学療法や糖尿病患者への透析による治療など様々な高度先進医療が大きな病院を中心として実施されています。
こういった仕事を担えるようになることによって、社会に対してより大きな寄与をしていくことができると考える人も多いはずです。
しかし、その名が示すように高度な知識と技術とを必要とすることが多いため、誰にでも担えるものではないというのが事実であり、医師や看護師となった際にもその現場で活躍していくためには認定を受けたり専門となったりする必要があります。
そのためには就職して現場経験をある程度積み上げ、さらに必要となる講義を受けたり実習をしたりする教育課程を受け、試験に合格という道を経なければなりません。
そうすることによって晴れて高度先進医療の現場で活躍する医療スタッフとなることができます。
こういった認定の制度は職種によって受験資格も違えば資格の有無によって携われる内容についても違いがあります。
認定を受けても受けなくても実際には医療に携われることが多いのが実際ですが、認定を受けていることによって現場で重宝されるようになることは事実となっています。
その先端医療の現場における中心人物として働けるようになり、多くの患者の助けになっていくためにはこういった認定を受けるということが大切になるのです。
高度先進医療の関連サイトはこちら→http://koudosensiniryo-nozokimi.com/