
妻子ある人と、職場の上司と、学校の先生と・・・「禁断の愛」という言葉に、誰もが多少は心を惹かれてしまうのではないでしょうか。
しかし、「禁断」というくらいですから、その愛には多くのリスクを伴います。
そこで今回は、禁断の愛を誰も傷つけずに貫いていくコツをご紹介します。
決して口外しない「禁断の愛」ですので、決して誰にもその愛を打ち明けないでください。
途中、苦しくなって誰かに打ち明けたくなるときが必ずくると思いますが、誰かに話をした瞬間、その「禁断の愛」は終わりに向かいます。
自分にもパートナーがいて、罪悪感から打ち明けてしまうなどというのは論外です。
打ち明けてしまうことであなたは楽になるかもしれませんが、事実を知った相手の心には深い傷が残ります。
秘密は墓場まで一緒に持って行き、死に際になっても決して打ち明けないでください。
相手に期待をしないいくら愛し合っていても、「禁断」ですので、相手には何も求めないでください。
例えば、誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどのイベントに、相手と一緒にいたいなどと思ってはいけません。
「禁断の愛」ですから、相手があなたのためにあからさまにスケジュールを確保するのは不可能です。
もしも相手から「誕生日を一緒に祝おう」などと言われても、何かしら不測の事態が発生するかもしれないので、当日まで絶対に期待をしないことです。
運良くその日一緒に過ごせたとしても、「それじゃあこの次は・・・」などと考えてはいけません。
期待が大きくなればなるほど、その期待が破れた時のダメージは大きくなります。
未来を想像しない「禁断の愛」に未来はありません。あるのは、今現在の「愛」だけです。
「この人とずっと一緒にいたい」と言う思いは、自分の中だけに秘めて、口にしないでください。
口にすれば、相手にとっても負担になるだけで、お互いの関係がぎくしゃくしていくのは間違いありません。
未来を想像すればするほど苦しくなるだけですので、「今はこの人とどうしても離れられない」と言う自分の気持ちだを大切にしてください。
相手も自分も束縛しない愛する人にあなたよりも大事にしなければならない人、守らなければならない立場あるということを忘れないようにしましょう。
あなたが相手を独占するのは不可能ですので、声が聞きたくなったら電話をするとか、顔が見たくなったら突然会いに行くなどということはできません。
逆に、無理をして相手のスケジュールにあわせるなど、相手に自分のペースをあわせることも、悲しみが深くなるだけなので避けた方がよいでしょう。
また、相手に何かをプレゼントしたいとか、そのプレゼントや自分がもっているものを身につけて欲しいと思うのもやめましょう。
束縛したい、されたいと思った瞬間から、破局が始まります。
おわりに「誰も傷つけずに」という表題ですが、禁断の愛に落ちて最終的に一番傷つくのはあなた自身です。
「禁断の愛」におぼれてしまう前にもしも冷静になれることがあれば、その「禁断の愛」は本当にあなたにとって必要な「愛」なのだろうかと、一度じっくり考えてみてください。
(冷静になれないからこそ恋愛なのでしょうが・・・)
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