演劇女子部ファラオの墓〜蛇王・スネフェル〜
スネフェル役を演じた石田亜佑美ちゃんについてのブログです

武道館前に更新しようと思って書いてたのに気づいたら武道館終わってました

まずは亜佑美ちゃん、座長としての姿本当に素晴らしかったです

スネフェルというキャラクターが去年よりももっともっと大好きになりました

最初にトキのナレーション
暗いステージに出てきたスネフェル
立ち方からもうかっこよくて
サリオキスを逃した兵隊を切り捨てたり
サリオキスの居場所を教えたら生かしてやるといったのに切ってしまったり...
自分の思い通りにならなければ全員死ね!という勢い
誰も逆らえないし、人の暖かさを知らない
そんなスネフェル
でも女を切り捨てた時のスネフェル様はなぜか美しくて...
強さこそ幸福...それを信じてきたスネフェル
間違っていたかもしれないけど、信念を持って生きること
その美しさを表現していたように感じました

テーマソング、スネフェルとサリオキスのユニゾンが心にすーっと入ってきて、気持ちよかったです

亜佑美ちゃんは決して繰り上がりで座長になったんじゃないよ、努力が報われたんだよ

亜佑美ちゃんじゃなきゃダメだったんだよ

そんな私の心の声が亜佑美ちゃんに届いたら良いなぁ〜と思いながら視線を送りました

祝勝会を上げているシーンで、みんな出て行け!と怒鳴りみんなが出て行く...誰もスネフェルのところに残らない

結局誰もスネフェルには逆らえないし、逆らおうとも思ってない

でも、そういうの寂しいよね

孤独、王様の宿命
スネフェル様の歌めちゃくちゃ良かった...
なんか感激しました

エステーリアが我が国の領土となったから自由に行くが良いとスネフェルが母上に言うシーン、母上はそれに対しても冷静で、そんな母上の反応がスネフェルは面白くなくて...
まぁやってることはお母さん困らせてかまってほしいってやつですけどね

(スケールでかいけど)
イライラしてるスネフェルを身体で表現していて、あ、スネフェル今イライラしてるなーとかでもそのイライラの奥には寂しさがあるんだろうなっていうのが伝わってきました

ルーとのシーンも好きでした

ルーのことバカにしてるようで、でも信頼していて孤独なスネフェルにとって大切な存在なんだなって伝わってきました

スネフェルがそう思ってるだけでルーがどう思ってるかわからないし、わからないのが怖いから威圧的な態度で近くに置いておくことしか出来ないのかな...
そんなところも寂しい王様...
前回奴隷の仕事場に登場したスネフェル様は赤いお召し物を着ていらして「女の着るものは窮屈でならないな」ってやつ好きだったんですけど...
カットされてましたね

そしてアンケスエンとの関係
去年はスネフェルはアンケスエンのことちょっと好きそうで、でもアンケスエンが愛してくれないから俺も別に好きじゃねーしみたいな雰囲気を感じましたが

今年は逆の印象を受けました

スネフェルは全くアンケスエンを気にしていない
暇つぶしに相手してやっても良いけどみたいな感じで、アンケスエンは国の為にスネフェル様を愛そうとしている(愛せるか愛せないかは別として愛そうと努力しようとはしている)そんな印象を受けました

スネフェルの視点になったからこそ見えてくるもの、それを演じ分ける亜佑美ちゃん本当にすごいな

そしてナイルと出会う
まぁ一目惚れだよね

二人の出会うシーン好きです

人が恋に落ちるときはこういう感じなんだな...と思ったり
スネフェルの表情...優しいんだよね

これまでとは全然違う表情
それが余計にナイルに恋に落ちた瞬間が伝わる
なんか本能で繋がった感じがした

本能で繋がるって目に見えないじゃないですか
それを伝える魅せる...すごいです

川のシーンもそう
会話が去年よりプラスされてる分、二人がどうやって愛を育んだのかわかりやすい

でもセリフが増えたからわかりやすいんじゃない
雰囲気作りが上手

二人の雰囲気がもうね、中学生くらいの初々しいカップルって感じで微笑ましかった

例えばナイルが無邪気に話しかけてるのに草むしってるスネフェル様は子どもでナイルといる時は王様でいることを忘れられるんだなぁとか

それはナイルを信頼しているからというのが雰囲気で伝わってきました

なんかもうナイルのことが可愛くて仕方ないんだろうなって

そして御前会議は上の空
恋の病
その時のスネフェルの表情が

色っぽくて
人は恋をするとこんなにも色気を発するものなのかと
そしてナイルを呼ぶ声
もう優しさと色気が入り混じってもう...最高でした

「よくきたな、ナイル」
この言葉だけでナイルへの愛情がもう大爆発してる感じ...セリフもだけど、声と表情が...もう...はぁ〜(語彙力下さい←)
この「よくきたな、ナイル」頭の中で余裕で再生できるほど大好きな声で言ってくれました

そしてナイルを正室に迎え入れると宣言からの幸せな国を作るとおっしゃったスネフェル様

ナイルと出会う前はただ強いだけの王様だったのに
幸せな国を作ると言った王様は強さだけじゃなく、強くなる為の弱さを兼ね備えているようで
目つきが全然違いました

真っ暗だった世界に突然光が入ってきた感じでした

そしてナイルが砂漠の鷹の一味だと知った時の絶望した顔
やっぱり人なんて信用できないなって想いとナイルに限ってそんなわけないって想い両方が表情から見受けられました
崖から突き落とされたような顔...
そこからナイルに会わせてもらえず処刑のシーン...
ナイルがスネフェルの目の前で砂漠の鷹の一味だと告白
スネフェルの頭の中がパニックになってるの手に取るようにわかる
頭パンクして倒れちゃうんじゃないの?と思うくらいに
でもナイルがあなたの剣で私に死を...と望みを伝え、永遠の愛を伝える...
スネフェルもナイルに対して好きが溢れて
どうしてこんなに想い合っている二人がこんな運命なんだろうと切なくなります

スネフェルもナイルもお互い大好きなの歌声、表情、仕草から全部伝わってきました
大好きなのに殺さなきゃいけない運命...
でもそれを受け入れたスネフェル...
ナイルを永遠に自分だけのものにする為に覚悟を決めた時の顔がもう...
疑心暗鬼になっていたはずなのに、ナイルを刺す時、そこには愛情しかなかった
あんなに愛情を込めて人を刺すことがこの世に存在するのでしょうか...
ナイルを自分で殺めた後...抱きしめ方、触り方、声のかけ方...
なんかさ、不謹慎だけどこれでナイルがスネフェル様だけのものになったね、よかったね、って言ってあげたくなるような...
そのくらいスネフェルがナイルなしでは生きていけないレベルに愛してたんだろうなって伝わってきました

そして結婚を祝福しにきたメリエト皇太后にナイルがナイルキアだったこと、殺したことを伝えるシーン
スネフェルの精神崩壊してたよね
ナイルを亡くして母に抱きしめられたかったと...
なんか見てて苦しくなった
その時のスネフェルの歌もすごく良かった
もう心も身体もボロボロになって本能で身体が動いてる感じ...
そのまま母の腕の中で死んでしまうのではないかと思う程...
そして母上が殺されたシーン...
演出が最高でした
愛せたかのか、愛せなかったのかは別として血の繋がった親子にしかわからない何か
そういうものがあるんだよと教えられたようでした

最後のサリオキスとの戦い...

ターンが綺麗で見入ってしまいました
なんか髪の毛の先からキラキラしてるものを放っているような...
そんな感じ
髪の毛の先まで戦ってる感じ
(このことに関しては、アイドルとしての石田亜佑美さんが髪の毛の先まで身体の一部としてダンスをしているのが生かされた感じですね)
この二人の殺陣はレベルが違う...
圧倒されました...
スネフェルがナイルの幻覚が見えてサリオキスに刺されるシーン...
美しかった

こんなに美しい死に方があるのでしょうか...
刺され方まで客席からどう見えるか計算している...
さすがでした

最期は幻想の中かもしれないけれど、母上とナイルに見守られて迎える
スネフェル、幸せになってね

亜佑美ちゃん、見事にスネフェルと心を通わせてくれました

演技歌全部に引き込まれる感じで...
本当に見ることができてよかったなと思います

衣装、髪の毛一本一本も体の一部...亜佑美ちゃんの全てがスネフェル様でした

亜佑美ちゃんの演技大好きだなぁ、すごいなぁと改めて確認出来ました

なんでも一生懸命なところが大好きです

次は女役が見たいなぁ...なんてね。
亜佑美ちゃん、座長舞台大成功でしたね

本当におめでとう
