①夜遅くまで洗濯物を干しっぱなしにしない 

一人暮らしの方でよくあるのですが、外出・出勤する前にベランダに洗濯物を干して、夜帰宅後に取りこむという方。不在であることが外からわかりますので夜まで外出する時は、洗濯物を外で干すのは控えましょう。 

 

②夜外出するときは、家の明かりをつけておく 

周りの家や部屋に明かりがついているのに、一軒だけ明かりがついていないのは留守の証拠となります。家の中に明かりがついているだけで侵入犯は犯行を諦める傾向があります。 

 

③ガラスに防犯フィルムを貼る 

警視庁が空き巣狙いの被疑者に実際に聞き取り調査を行ったところ、「侵入に5分以上の時間がかかると、約7割が侵入をあきらめる」というデータがあります。防犯ガラスに変えるとなると大変ですので、まずは手軽に防犯強化を行える防犯フィルムを貼るというのも効果的です。「こじ破り」「焼き破り」「打ち破り」といった侵入手口に対する防犯試験に合格しているものもありますので、侵入するまでに時間がかかり犯行を諦めさせる可能性を高めることができます。 

 

■鍵を交換する前に、鍵を徹底して締めることが大事 

次に、全体の4割を占める玄関等の出入口から侵入についての侵入手段についてみていきましょう。警視庁の「平成28年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」データによると、一戸建住宅の玄関等の出入口からの侵入の内訳で、無戸締まり30.1%、施錠開け3.6%、ドア錠破り2.8%、その他2.6%となっています。その他の住宅でも無締りでの侵入がトップになっています。もし、鍵さえ閉めていれば被害に合わずに済んだかもしれない事例がたくさんあることに驚いた方もいらっしゃると思います。 

自分の家の防犯性を意識するときに、ついつい鍵だけに意識がいってしまい、鍵交換を行ってしまう方が多いのですが、侵入犯というのは、また違った「視点」を持っていて、無締りを狙っていたりガラスを割って侵入する手口を選択する傾向があるようです。侵入犯は「まさか、こんなところからは入らないだろう」という私たちの隙を狙っているためとても厄介な相手なのです。 

 

 

 

 

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